クロアチア国立劇場は、パラッチ・フラーノ(1948.5.11-)のオペラ「ジュディス」をストリーミング放映しています。
聖書の「ユディト記」に登場する美しい未亡人ジュディスは、アッシリアの侵略者に包囲されたユダヤ人と彼女の街ベツリアを救う使名を帯びています。アッシリア人の将軍ホロフェルネスを美貌で誘惑し、殺害してその首を戦利品として持ち帰ります。最近見た「サロメ」とこの辺りユダヤ人絡みも似ている。ジュディス役のソフィア・ペトロヴィッチが美貌と美声を持ち合わせていて見ものです。2025年1月17日から2025年7月17日までオペラビジョンで視聴可能となっています。
パラッチ、フラーノ Frano Parac (1948.5.11-)/歌劇「ジュディス」Judith (ザグレブ・クロアチア国立劇場 2024年10月5日公演)
ジュディス/ソフィア・ペトロヴィッチ Sofija Petrovic
ホロフェルネス/マティア・メイク Matija Meic
ウジアー/ステパン・フラネトヴィッチ Stjepan Franetovic
エリアキム/マテ・アクラプ Mate Akrap
アキオル/イヴォ・ガムリン Ivo Gamulin
アブラ/エミリア・ルカヴィナ Emilia Rukavina
ルース/ペトラ・チク Petra Cik
バゴアス/マリン・チャルゴ Marin Cargo
第一司祭/シニシャ・ガロヴィッチ Sinisa Galovic
第二司祭/マリオ・ボクン Mario Bokun
その他ホロフェルネスの軍隊(ダンサー)、賓客など
合唱/ザグレブ・クロアチア国立歌劇場合唱団
管弦楽/ザグレブ・クロアチア国立歌劇場管弦楽団
指揮/イヴァン・ヨシップ・スケンダー Ivan Josip Skender
演出/スニェジャナ・バノヴィッチ Snjezana Banovic
舞台装置/ズラトコ・カウズラリッチ・アタチ Zlatko Kauzlaric Atac
衣裳/デジェニサ・ペコティッチ Dzenisa Pecotic
振付/ブラジェンカ・コヴァチ・カリッチ Blazenka Kovac Caric
照明/デ二・シェスニッチ Deni Sesnic
台本作家マルコ・マルリッチ Marko Marulic (クロアチア文学の父と呼ばれる)の死後500年を記念した上演。
オペラ「ジュディス」