大覚寺展

上野の東京国立博物館「大覚寺展」は、2025年1月21日から3月16日まで開催されています。大沢池をバックにした大覚寺がとても絵になるのでということで、映画やドラマのロケ地としてよく利用されているのを知って、京都コンサートホールに行った折に、大覚寺に寄って写真を撮ってyoutubeにしたことがあります。
嵯峨天皇の別荘として建てられた大覚寺は2026年に開創1150年を迎えるそうです。

2月の新年会

この寒い時期に新年会です。
行きやすいように、銀座SIXの6階の「L’atelier de oto」にしました。
料理人コンペティションRED  U-35を受賞した美人女性シェフによる洗練されたお料理が楽しみな、2024年10月29日にオープンしたばかりのラトリエ・ド・オト。

L’atelier de otoのメニューは、
サラダビュッフェは契約農家さんから届いた新鮮な野菜を自由に選ぶことができます。
メインは、鴨ラグーとフランス産クリのスパゲッティーを、
デザートは、モンブランとバスクチーズケーキとフォレノワールをそれぞれ選びました。
野菜は新鮮で美味しい、メインはもうちょっと味わってみたいので、いつまでも銀座SIX にいてくださいね。
日本フィル会員さんとの新年会でした。



ハノーバー国立歌劇場「エコー72、ミュンヘンのイスラエル」

1972年にミュンヘンで行われたオリンピックで、惨劇が起きイスラエルの選手11人が殺害されたが、ドイツは観客を守ることができなかった。ハノーバー国立歌劇場の委嘱により制作された「エコー72、ミュンヘンのイスラエル」は、劇作家のローランド・シンメルプフェニッツが書いたもので、作曲はミヒャエル・ヴェルトミュラー、演出はリディア・シュタイアー、指揮はティトゥス・エンゲルとなっています。2025年1月25日〜2025年7月25日まで視聴可能となっています。

ミハエル・ヴェルトミュラー Michael Wertmuller (1966-)/歌劇「エコー72 ミュンヘンのイスラエル」(ハノーヴァー国立歌劇場 2025年1月25日世界初演公演)

コーチ/ダニエル・エガート Daniel Eggert
陸上競技の選手/ケテヴァン・チュンティシビリ Ketevan Chuntishvili
妊娠中の女性/ルザーナ・グリゴリアン Ruzana Grigorian
その夫で重量挙げの選手/フィリップ・カペラ― Philipp Kapeller
フェンシングの選手/ベアトリス・ミランダ Beatriz Miranda
もう一人のフェンシングの選手/フレヤ・ミュラー Freya Muller
レスリングの選手/ダーウィン・プラカシュ Darwin Prakash
もう一人のレスリングの選手/ルヴヨ・ムブンドゥ Luvuyo Mbundu
射撃の選手/ヤニック・スパニエー Yannick Spanier
警官/ジアド・ネーメ Ziad Nehme
嘆く人(舞台上)/イドゥンヌ・ミュンシュ Idunnu Munch
嘆く人(ビデオ)/コリンナ・ハルフーシュ Corinna Harfouch
合唱/ハノーヴァー国立歌劇場合唱団
管弦楽/ハノーヴァー国立管弦楽団
バンド/スティームボート・スイス Steamboat Switzerland
指揮/ティトゥス・エンゲル Titus Engel
演出/リディア・シュタイアー Lydia Steier
舞台装置/フルリン・ボルグ・マドセン Flurin Borg Madsen
衣裳/アンディー・ビズック Andy Besuch
照明/エラナ・シベルスキ Elena Siberski
ビデオ/エリザ・ゴメス・アルヴァレス Elisa Gomez Alvarez、レベッカ・リーデル Rebecca Riedel
ドラマトゥルグ/ソフィア・グストルフ Sophia Gusorff、ダニエル・メンネ Daniel Menne、マーティン・ムチュラ― Martin Mutschler
 
台本はローランド・シンメルプフェニヒ Roland Schimmelpfennig。ハノーヴァー国立歌劇場の委嘱による世界初演の舞台がライヴ配信された。歌唱も字幕もドイツ語。後に英語字幕付き版に編集されて再配信。

オットー・シェンク追悼公演

この1週間でオットー・シェンクの追悼公演を7作品全て見ました、感動の連続でしたね。
「愛の妙薬」「こうもり」「フィデリオ」「バラの騎士」「アンドレア・シェニエ」「ニューベルングのマイスタージンガー」「利口な女狐」の7作品です。
今年10月のウィーン国立歌劇場の日本公演ではバリー・コスキー演出の「フィガロの結婚」とオットー・シェンクの「バラの騎士」を東京文化会館で公演するそうです。

「フィガロの結婚」
アルマヴィーヴァ伯爵:アンドレ・シュエン
伯爵夫人:ハンナ=エリザベット・ミュラー
スザンナ:イン・ファン
フィガロ:リッカルド・ファッシ
ケルビーノ:パトリツィア・ノルツ

「ばらの騎士」
陸軍元帥ヴェルデンベルク侯爵夫人:カミラ・ニールンド
オックス男爵:ピーター・ローズ
オクタヴィアン:サマンサ・ハンキー
ファーニナル:アドリアン・エレート
ゾフィー:カタリナ・コンラディ

チケットは2025年4月の予定だそうです。

ウィーン国立歌劇場でオットー・シェンク追悼無料演奏

2025年1月9日にお亡くなりになったオーストリアの俳優で演出家であったオットー・シェンク(94歳)さんの追悼演奏が、1月25日から7日間ウイーン国立歌劇場で演出家としての下の作品が無料で見られます。
「愛の妙薬」「こうもり」「フィデリオ」「バラの騎士」「アンドレア・シェニエ」「ニューベルングのマイスタージンガー」「利口な女狐」の7作品です。
ウィーン国立歌劇場 からご覧ください。

山田和樹 イギリス音楽

新春初の日本フィル第767回定期演奏会は、今大活躍の山田和樹さんのイギリス特集です。
2023年からバーミンガム交響楽団の首席指揮者、2024年には音楽監督にも就任し、他にも数々のオーケストラと共演している。
そして、今年2025年6月にはベルリンフィルとのデビューを予定している。

2025年1月18日(土)サントリーホール
日本フィル・第737回東京定期演奏会
エルガー/行進曲「威風堂々」第1番ニ長調作品39-1
ヴォーン=ウイリアムス/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス「揚げひばり」
     ~休憩~
エルガー/交響曲第2番変ホ長調作品63
 ヴァイオリン/周防亮介
 指揮/山田和樹
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 ソロ・チェロ/門脇大樹
ソリスト・アンコール パガニーニ/英国国歌「God save the King」による変奏曲作品9。威風堂々では指揮者もスレイベルを叩いて参加。在籍42年の第4ホルン奏者で、その間インスペクターを35年間(史上最長)務めた宇田紀夫の最後の演奏会。

 

プレトークで話していたように、山田は高校時代吹奏楽部に属しており、指揮者としてエルガーの「威風堂々」を演奏したことがあるという。
現在英国のバーミンガムで「威風堂々」を演奏できるのは本当に感慨深いことと話しておりました。夢が叶った!
今日の日本での「威風堂々」「揚げひばり」「エルガー2番」は、このまま英国に持って帰っても十分感動できると誰かが言っていました(日本フィルと共にね)
ギンギンの衣装で現れた周防さんの「揚げひばり」これはヴォーン=ウイリアムス作ですが、英国の田園の澄み切った上空を雲雀が飛んでいる風景が思い描かれて素晴らしい。アンコールはパガニーニの英国国歌による変奏曲でこれもまた凄いテクニックです。
最後のエルガー2番は、1910年5月に崩御した故エドワード7世国王陛下の思い出に捧げられている「エドワード時代」の短くも輝かしい時代への挽歌にも聞こえる。エドワード7世は競馬にも熱中しており、ダービーに優勝し、生産者チャンピオンにもなったらしい。そんな国王を偲び輝かしかった英国を思いながら、勇壮なそして懐かしいエルガー2番を楽しみました。

 

 

ビゼー「カルメン」

今年2025年はビゼー没後150年、「カルメン」初演150年ということで、ルーアン・ノルマンディー歌劇場は、パラッツェット・ブリュ・ザーヌ(フランス・ロマン派音楽センター)の支援を受けて、1875年の初演のオリジナルの衣装、セット、演出でビゼーのカルメンを(再)創作しました。
ゴヤの絵から出てきたような衣装はクリスチャン・ラクロワが担当し、振り付けは元パリオペラ座バレエのヴァンサン・シャイエが担当している。
オペラヴィジョンから2025年1月10日〜2025年7月10日まで視聴可能となっています。
注目のオペラです、ぜひご覧ください。

ビゼー/歌劇「カルメン」(ルーアン・ノルマンディー歌劇場公演)

カルメン/ディーバ・ジョニー Deepa Johnny
ドン・ホセ/スタニスラス・デ・バベイラク Stanislas de Barbeyrac
ミカエラ/ユリア・マリア・ダン Iulia Maria Dan
エスカミーリョ/ニコラス・クールジャル Nicolas Courjal
フラスキータ/ファウスティネ・デ・モネス Faustine de Mones
メルセデス/フロリア―ネ・ハスラー Floriane Hasler
レメンダート/トーマス・モリス Thomas Morris
ダンカイロ/フローラン・カレル Florent Karrer
ズニガ/ニコラス・ブルーイマンス Nicolas Brooymans
モラレス/ヨアン・デュブリュック Yoann Dubruque
合唱/ルーアン・ノルマンディー歌劇場合唱団
少年合唱/ルーアン音楽院少年合唱団
管弦楽/ルーアン・ノルマンディー歌劇場管弦楽団
指揮/ベン・グラスバーグ Ben Glassberg
演出/ロマン・ジルベール Romain Gilbert
舞台装置/アントワーヌ・フォンテーヌ Antoine Fontaine
衣裳/クリスチャン・ラクロワ Christian Lacroix
照明/エルヴェ・ガリ― Herve Gary
振付/ヴァンサン・シャイエ Vincent Chaillet
 
1875年初演時の演出・舞台装置・衣裳によって再創造された舞台。後にカットされた場面(音楽)も復刻されている。
クリスチャン・ラクロワの衣装素敵でしたね!
カルメン役ディーバ・ジョニー、可愛くって存在感がありもちろん声も柔らかくよく通る声でしたし、
ドン・ホセ役のスタニスラス・デ・バベイラク、演技力がありついつい涙が溢れてきました。
カーテンコールで観客は大騒ぎになってブラボーをしていました。

 

荏原七福神めぐり

お正月3ケ日を過ぎたので、蛇窪神社は空いているかと思ったのですが、やはり長蛇の列でした、全国各地から来ているようです。それで私たちは、そのほかの閑散としている神社に参拝しました。

途中、コーヒーを飲んだりして近くの商店街を散策して新しい発見もありました。
ところで、蛇窪村がこの辺りにあったことはご存知?
蛇窪村の地図の天祖神社が現在の蛇窪神社です。

お正月は七福神めぐり

近くの七福神巡りをしましたが、今年は巳年ということで蛇窪神社に特に人気があり、参拝客でごった返し長蛇の列がならんで5時間待ちとか言っていました。
早々にいつもの養玉院 如来寺の方に行ってみました。両方とも荏原七福神に含まれており、色紙を買ってスタンプラリーをすることにしました。

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