たけのこご飯

関東では桜の花が散って、今は八重桜か藤の花が咲き乱れています。
今年も千葉の友だちから筍が届きました。
早速お料理をしてみると、

若竹煮と筍ご飯、今日は鰆の照り焼きとこの頃美味しくなっただし巻き卵にほうれん草のおひたしです。
春の恵みをそのまま頂きました。
おいしかった〜

日本フィル第728回定期演奏会

3月5日(金)の日本フィル東京定期演奏会は、予定していた首席指揮者のインキネンがコロナ禍で日本にくることができないので、カーチュン・ウォンが指揮することとなりました。シンガポール生まれのカーチュ・ウォンは、今この時期注目の指揮者となっています。

ショスタコーヴィチ(バルシャイ編曲)/室内交響曲作品110a
R.シュトラウス/オーボエ協奏曲ニ長調
     ~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
 指揮/カーチュン・ウォン
 オーボエ/杉原由希子
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 ソロ・チェロ/菊地知也

プレコンサートが開かれ、「感謝のコンサート」と銘打ってコンサートマスターの千葉清加とチェロの菊地知也のデュオでヘンデル作曲ハルヴォルセン編曲パッサカリアが演奏されました。パッサカリアとはスペインやイタリアの古い舞曲で、緩やかな3拍子のもので、シャコンヌとともにバロックの音楽形式。お二人ともに超絶技巧を駆使しての素晴らしい演奏でした。

初めは、ショスタコ-ヴィチ(1906-75)の弦楽四重奏曲第8番をバルシャイ編曲で楽しみます。例の冒頭チェロの(レ・ミ♭・ド・シ DSCH)が最後まで繰り返し登場する。その間にユダヤ旋法とか過去の作品が引用されたりとにかく凄い曲です。注目のカーチュン・ウォン、悲痛にも見える表情で要所要所を抑えて力強く指揮をします。
大量の涙を流しながら苦しい気持ちで作曲したと言われるショスタコでしたが、

次は打って変わって美しいドレスを着たオーボエの杉原由希子のソロによるR.シュトラウス(1864-1949)のオーボエ協奏曲、美しいながらも何か憂いを含んだこの曲はシュトラウス81歳の高齢でしかも1945年の終戦でヨーロッパが崩壊し、一時ナチスに協力したかどで要注意人物として監視されていた頃、だから美しいのかな。

最後はベートーヴェンの「田園」カーチュン・ウォンの顔も晴れやかに伸び伸びと、所々では顔を向けるだけ、結構アクションは大きめ。2楽章終わりクラリネットのカッコウ、フルートはナイチンゲール、オーボエはウズラ、伊藤、真鍋、松岡の掛け合いグーでしたね。
コロナ禍の中にもかかわらず、盛りだくさんの曲を堪能することができました。

ウィーン国立歌劇場「椿姫」(無観客)

ウィーン国立歌劇場は3月7日「椿姫」を無観客で放映しました。
ヴィオレッタは、南アフリカのプレティ・イェンデ、アルフレードはフアン・ディエゴ・フローレスです。

ヴィオレッタ・ヴァレリー/プレティ・イェンデ Pretty Yende
アルフレード・ジェルモン/フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Florez
ジョルジョ・ジェルモン/イゴール・ゴロヴァテンコ Igor Golovatenko
フローラ・ベルヴォア/マーガレット・プランマー Margaret Plummer
アンニーナ/ドンナ・エレン Donna Ellen
ガストーネ子爵/ロバート・バートネック Robert Bartneck
ドゥフォール男爵/アッティラ・モンクス Attila Monkus
ドビニー侯爵/エリック・ヴァン・ヘイニンゲン Erik Van Heyningen
グランヴィル医師/イリヤ・カザコフ Ilja Kazakov
ジュゼッペ/トーマス・ケーバー Thomas Koeber
フローラの使い/ヴォルフラム・イゴール・デルントル Wolfram Igor Derntle
使者/アレハンドロ・ピツァーロ=エンリケ Alejandro Pizarro-Enriquez
指揮/ジャコモ・サグリパンティ Giacomo Sagripanti
演出/サイモン・ストーン Simon Stone
舞台/ボブ・カズンズ Bob Cousins
衣装/アリス・バビッジ Alice Babidge
照明/ジェームス・フランコム James Francombe
映像/ザック・ハイン Zakk Hein

見た通り「椿姫」ヴィオレッタは南アフリカ生まれのプレティ・イェンデで、パリオペラ座、ニューヨークのMET、ロンドンのロイヤルオペラハウス、イタリアのミラノスカラ座で主要な役を歌ってきました。そしてフローレスのアルフレードが加わって完璧な「椿姫」となっています。
今回のウィーンの「椿姫」演出は、LINEでのやりとりが舞台に大きくアップされたり、キラキラ舞踏会など、くるくる舞台が転換して現代の若者にも共感されやすい演出になっている。演出家のサイモン・ストーン(1984年生まれ)は、プレティ・イェンデと同年代で今注目のオーストラリアの映画および演劇の監督、作家、俳優ということです。



 

びわ湖ホール「ローエングリン」ライブ配信

ソプラノの木下美穂子さんから急遽、びわ湖の「ローエングリン」エルザ役で出演するラインが入り、元々ライブ配信で観るつもりだったので3月6日・7日両日とも3000円✖️2の料金で観てみました。びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲「ローエングリン」をライブですから午後2時から6時40分くらいまで約5時間鑑賞ということです。
日本フィルの「マエストロサロン」でよく沼尻マエストロのお話は聞いており、ちょっと前はびわ湖までオペラを見に行ったりしていたので懐かしいですね!今回はお昼寝をしながら、それでも2回ですからすっかり「ローエングリン」のストーリーは覚えながら夕食を作りながらの楽しい2日間でした。

指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
ステージング:粟國 淳

照明:原中治美
美術構成:横田あつみ
音響:小野隆浩(びわ湖ホール)
舞台監督:菅原多敢弘

                                                           

[キャスト] 3月6日(土) 3月7日(日)
ハインリヒ国王 妻屋秀和 斉木健詞
ローエングリン 福井 敬 小原啓楼
エルザ・フォン・ブラバント 森谷真理 木下美穂子
フリードリヒ・フォン・テルラムント 小森輝彦 黒田 博
オルトルート 谷口睦美 八木寿子
王の伝令 大西宇宙(両日)  
ブラバントの貴族Ⅰ 谷口耕平*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅱ 蔦谷明夫*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅲ 市川敏雅*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅳ 平 欣史*(両日)  
小姓(両日) 熊谷綾乃*、脇阪法子*、上木愛李*、船越亜弥*  

 *びわ湖ホール声楽アンサンブル

管弦楽:京都市交響楽団
合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル

コロナ禍の中、長い練習期間が必要なのにこんな大事業をなし遂げたびわ湖ホール関係者も沼尻マエストロも、京都市交響楽団も合唱やソロの歌手も大拍手を差し上げたいですね。
ヨーロッパでは、オペラハウスが過去の作品をストリーミングしたり、無観客で放映したりしていますが、日本だけは特に東京を離れたびわ湖では通常通りの演奏ができるので、本当にラッキーだったと言えます。そして去年のびわ湖「神々の黄昏」よりもライブ配信はうまく行っていたようですね。
白鳥の騎士、ローエングリンはお父さんであるパルシファル(聖杯王)に仕える聖杯の騎士で、正体を知られた以上、ブラバンド公国を去らなければならないんですね!せっかく結婚式までしたのに。
キャストの皆さん両日とも最高の歌手が揃っていて堪能しました。
やはり現地で生で聴くのが一番でしょうけれど。

「ハーブス」でケーキ

太極拳が終わってから、アトレ恵比寿4Fにある「HARBS」に寄り、ケーキを買って帰りました。ハンドメイドとフレッシュネスを追求したお店だけあってふわっと優しいクリームが美味しい!
今日は、ひな祭りなので。

ミルクレープとストロベリーショートケーキのほか13種類のケーキが常時揃っています。パスタ料理なども食べることもでき、午後3寺ごろだったんですが店内は女性客でほぼ満員だったような。

ウィーン国立歌劇場「カルメン」(無観客)

ウィーン国立歌劇場は、「フィガロの結婚」と「カルメン」は無観客で公演するとの予定で、もうすでに「フィガロ」は2月7日に上演し、今回2月21日「カルメン」を上演することになりました。
カルメンはグルジア生まれのアニタ・ラチヴェリシュヴィリ(36歳)で、かのリッカルド・ムーティが「彼女は間違いなく、今日の地球上で最高のヴェルディメゾソプラノです。疑いの余地はありません」と言っている。そしてこのビゼーの「カルメン」もお得意の一つと知られている。ドン・ホセは、ピョートル・べチャワ。

カルメン/アニタ・ラチヴェリシュヴィリ Anita Rachvelishvili
ドン・ホセ/ピョートル・べチャワ Piotr Beczala
エスカミーリョ/アーウィン・シュロット Erwin Schrott
ミカエラ/ヴェラ=ロッテ・ベッカー Vera-Lotte Boecker
フラスキータ/スラヴカ・ザメツニコヴァ Slavka Zamecnikova
メルセデス/シルヴィア・ヴェレシュ Szilvia Voros
ズニガ/ペーター・ケルナー Peter Kellner
モラレス/マルティン・へスラー Martin Haessler
レメンダート/カルロス・オスナ Carlos Osuna
ダンカイロ/ミハエル・アリヴォニー Michael Arivony
指揮/アンドレス・オロスコ=エストラーダ Andres Orozco-Estrada
演出/カリスト・ビエイト Calixo Bieito
舞台稽古/カリスト・ビエイト Calixo Bieito、ジョアン・アントン・レチ Joan Anton Rechi
舞台/アルフォンス・フローレス Alfons Flores
衣装/メルセ・パロマ Merce Paloma
照明/アルベルト・ロドリゲス・ヴェガ Alberto Rodriguez Vega 


舞台は、1820年頃のスペインのセヴィリア、タバコ工場で働くカルメンと軍隊の衛兵ドン・ホセの物語。
評判のカルメン役、アニタ・ラチヴェリシュヴィリが出演するということで、興味津々です。もちろん現代に置き換えていて、車は出てくるし、携帯は使うし。
アニタ・ラチヴェリシュヴィリのカルメンは凄みのある声はもちろんの事、妖艶な迫力がみなぎっている! ピョートル・べチャワのドン・ホセも素晴らしい!
だけど、結構ついてゆくのが大変な演出となっている。なので「カルメン」の「ハバネラ」や「闘牛士の歌」などの名曲やアリアを楽しみましょう、ということにしておきます。


二期会「タンホイザー」

今日は、2月としては暑いくらいの気持ちのいい1日。
上野公園には、お休みを楽しむ家族連れやカップルがたくさん来ていました。
もうコロナ明けかなと思われる雰囲気の中、二期会公演ワーグナーの「タンホイザー」を聴きに東京文化会館へ。
指揮は、12月から日本にいて読響を振っていたセバスティアン・ヴァイグレです。
私たちは、4回公演の最後、2月21日(日)に行きました。

領主ヘルマン/長谷川顯
タンホイザー/芹澤佳通
ヴォルフラム/清水勇磨
ヴァルター/高野二郎
ビーテロルフ/近藤圭
ハインリヒ/高柳圭
ラインマル/金子慧一
エリーザベト/竹多倫子
ヴェーヌス/池田香織
牧童/牧野元美
4人の小姓/横森由衣、金治久美子、実川裕紀、長田惟子
管弦楽/読売日本交響楽団
合唱/二期会合唱団(合唱指揮/三澤洋史)
指揮/セバスティアン・ヴァイグレ
演出/キース・ウォーナー
演出補/ドロテア・キルシュバウム
装置/ボリス・クドルチカ
衣裳/カスパー・グラーナー
照明/ジョン・ビショップ
振付/カール・アルフレッド・シュライナー
映像/ミコワイ・モレンダ

厳かな序曲「巡礼の合唱」で始まる「タンホイザー」は、全く別物の「タンホイザーとヴェーヌスベルグ」の伝説と「ヴァルトブルクの歌合戦」の史実を合わせたもの。今回はドイツ語で、序曲の途中から切れ目なくバッカナールに移行するウィーン版で上演します。

時は13世紀初頭、舞台はドイツの森に囲まれたチューリンゲン、快楽の女神ヴェーヌス(池田香織)のいる禁断の場所ヴェーヌスベルクで官能的な日々を過ごしていたヴァルトブルグ城の騎士タンホイザー(芹澤佳通)ですが、ある時ふと故郷に帰りたいと思い始めます。
故郷ではヴァルトブルグ城で歌合戦が開かれるということでタンホイザーも参加することになり、お題は「愛の本質」、タンホイザーは初めおとなし目にに歌っていたのですが徐々に高揚してついに禁断のヴェーヌスベルクにいたことがばれてしまう。
懺悔のためにローマに巡礼の旅に出るタンホイザーですが、巡礼を終えた人の中にはタンホイザーはいません。その間祈り続ける恋人のエリーザベト(竹多倫子)は、闇夜に天国へと続く道へ旅立ちます。タンホイザーはエリーザベトの死に絶望し、そこで息絶えるのですが、魂は救済されます。エリーザベトの死が、タンホイザーの魂を救ったのでした。

タンホイザーは、快楽の女神ヴェーヌスから愛され、純真なエリーザベトからも愛されモテモテ男だったわけですね。
エリーザベトを愛しながらも胸に秘めて二人を見守るヴォルフラム( 清水勇磨)はなんと可哀想なことでしょう。

最初から有名なメロディーが出てきて、とてもわかりやすい。コロナでほとんどのワーグナーオペラを無料で見ることができましたが、その中でも最もポピュラーなものではないかしら。

帰りは,上野駅のエキュートにある、台湾カフェ(騒豆花)Sao Dou Huaで
濃厚白胡麻坦々麺セットを頂きましたよ。