ウィーン国立歌劇場 オッフェンバック「ホフマン物語」

ウィーン国立歌劇場の公演は、9月だけで4回公演、3回目ははオッフェンバック(1819-1880)の「ホフマン物語」で、9月16日から3日間 OTTAVA TVで配信されますす。今回の特徴はステラ、オランピア、アントニア、ジュリエッタの4人のヒロインをソプラノのオルガ・ペレチャッコOlga Peretyatkoが一人で全てのヒロインを演じています。このペレチャッコが素敵です。名前を押してください!彼女のホームページに行きます。声良し、顔良し、スタイルよしです。

ホフマン/ディミトリー・コルチャック Dmitry Korchak
ミューズ/ニクラウス/ガエレ・アルキス Gaelle Arquez
リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット/ルカ・ピサローニ Luca Pisaroni
アンドレス/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ/ミヒャエル・ローレンツ Michael Laurenz
オランピア/アントニア/ジュリエッタ/ステッラ/オルガ・ペレチャッコ Olga Peretyatko
スパランツァーニ/イゴール・オニシュチェンコ Igor Onishchenko
クレスペル/ダン・パウル・ドゥミトゥレスク Dan Paul Dumitrescu
ペーター・シュレミール/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
ルーテル/アレクサンドル・モイシウク Alexandru Moisiuc
ナタナエル/ルカニョ・モルケ Lukhanyo Moyake
ヘルマン/サミュエル・ハッセルホーン Samuel Hasselhorn
アントニアの母の声/ゾルヤーナ・クシュプラー Zoryana Kushpler
エピローグに登場する3人の女性/オルガ・ペレチャッコ Olga Peretyatko, マルガリータ・グリツコヴァ Margarita Gritskova, ディアナ・ヌルムカメトヴァ Diana Nurmukhametova
指揮/フレデリック・シャスラン Frederic Chaslin
演出/アンドレイ・セルバン Andrei Serban
舞台装置/リチャード・ハドソン Richard Hudson
振付/ニキー・ウォルツ Niky Wolcz

中身はあとで!

ウィーン国立歌劇場公演 ヴェルディ「ドン・カルロ」

やっと少しは涼しくなってきたかしらと思われる東京ですが,ウィーンではオペラの新シーズンが始まり、9月7日には「椿姫」9月12日には「ドン・カルロ」が始まりました。
今日はOTTAVA TVのチケットの料金のお話。我が家は、2019-2020シーズンの公演48本を全部見ることができる「シーズンチケット2019-2020」なので1本585円で見ることができます。

さて、「ドン・カルロ」ですが、全体にレンブラントの絵画のように美しい舞台となっています。照明の光と影が効果的なんでしょうか。配役は、

フィリッポⅡ世/ルネ・パーペ Rene Pape
ドン・カルロ/ファビオ・サルトーリ Fabio Sartori
ロドリーゴ/サイモン・キーンリーサイド Simon Keenlyside
大審問官/ドミトリー・ウリヤノフ Dmitry Ulyanov
エリザベッタ/ディナラ・アリエヴァ Dinara Alieva
エボリ公女/エレーナ・ツィトコーワ Elena Zhidkova
修道士・カルロ5世/パク・ジョンミン Jongmin Park
テオバルド/マルガリータ・グリツコヴァ Margarita Gritskova
アレンブルゴ伯爵夫人(黙役)/エリザベス・ぺルツ Elizabeth Pelz
レルマ伯爵・王室の布告者/シャホウ・ジンシュ Jinxu Xiahou
天からの声/ディアナ・ヌルムカメトヴァ Diana Nurmukhametova
指揮/ジョナサン・ダーリントン Jonathan Darlington
演出/ダニエレ・アバド Danieie Abbado
舞台構想/グラツィアーノ・グレゴーリ Graziano Gregori
舞台監督/アンジェロ・リンツァラタ Angelo Linzalata
衣裳/カーラ・テーティ Carla Teti
照明/アレッサンドロ・カルレッティ Alessandro Carletti
演出助手/ボリス・ステトカ Boris Stetka
振付/シモーナ・ブッチ Simona Bucci

「ドン・カルロ」は、スペイン王子カルロ(ファビオ・サルトーリ)とフランスの王女エリザベッタ(ディナラ・アリエヴァ)の悲恋を基にした物語です。父のフィリッポ2世(ルネ・ペーパ)の妻になったエリザベッタと、宮廷一の美女と言われたエボリ公女(エレーナ・ツィトコーワ)とのカルロに対する愛と嫉妬の複雑な感情を「ヴェールの歌」「呪わしき美貌」で歌う。

読響 セバスチャン・ヴァイグレ

9月10日(火)

読響・第591回定期演奏会は、今年の5月に常任指揮者として初登場したセバスチャン・ヴァイグレ、今回は強い思い入れを持つハンス・ロットの交響曲をはじめ、充実したプログラムを取り上げる。

プフィッツナー/チェロ協奏曲イ短調(遺作)
     ~休憩~
ハンス・ロット/交響曲ホ長調
 指揮/セバスティアン・ヴァイグレ
 チェロ/アルバン・ゲルハルト
 コンサートマスター/

ハンス・プフィッツナー(1869-1949)のチェロ協奏曲は、ドイツ・チェロ界の皇帝と言われるアルバン・ゲルハルト(1969-)が力強く、温かい音色で魅了します。アンコールは、バッハの無伴奏チェロ組曲第6番からプレリュード。演奏会後もサイン会が開かれ、たくさんの行列ができていました。

今日の本命ハンス・ロット(1858-84)の交響曲です。ハンス・ロットの周囲には厄介な人間関係があり、その背景にあるのは末期ハプスブルグの首都ウィーンの混乱した社会で、それに翻弄された作曲家といえる。精神疾患で25歳の短い生涯を閉じる。
はじめは、映画音楽の「エデンの東」かしら、そして少し先は、マーラーじゃない、そして最後はブラームスの1番の終楽章のようなどいろんな様式を取り入れている。
セバスチャン・ヴァイグレは、二期会の「ばらの騎士」も「サロメ」も見ましたが両方とも洗練されて素敵でした。ハンス・ロットには、特に思い入れが強いとの言葉通り、読響の強力なパワーを余すところなく引き出して重厚で緻密な〝ロット〟を聴かせてくれました。今までで一番感動した〝ロット〟だったような気がします。

ウィーン国立歌劇場公演 ヴェルディ「椿姫」

まだ残暑厳しい日本ですが、オーストリア・ウィーンではオペラの新シーズンが始まりました。
オープニングの演目は、9月7日(土)19時に開演したヴェルディの「椿姫」。
でも今ウィーンにいるわけではないんですよ!
OTTAVA TVと契約すると公演開始から72時間は自由に視聴できるんです。
うちは9月8日(日)外は暑い日差しが続いていますが、冷房をきつ目に設定して
楽しみました。

ヴィオレッタ・ヴァレリー/エカテリーナ・シウリーナ Ekaterina Siurina
アルフレード・ジェルモン/チャールズ・カストロノーヴォ Charles Castronovo
ジョルジョ・ジェルモン/トーマス・ハンプソン Thomas Hampson
フローラ/マーガレット・プラマー Margaret Plummer
アンニーナ/ドンナ・エレン Donna Ellen
ガストーネ子爵/カルロス・オスナ Carlos Osuna
ドゥフォール男爵/ソリン・コリバン Sorin Coliban
ドビニー侯爵/ハンス・ペーター・カンマラー Hans Peter Kammerer
グランヴィル医師/アイク・マルティロッシアン Ayk Martirossian
ジュゼッペ/トーマス・ケーバー Thomas Koeber
フローラの使い/ローマン・ラウダー Roman Lauder
使者/イオン・ティブレア Ion Tibrea
合唱/ウィーン国立歌劇場合唱団
指揮/ジャンパオロ・ビサンティ Giampaolo Bisanti
演出/ジャン=フランソワ・シヴァディエJean-Francois Sivadier
舞台監督/アレクサンドル・デ・ダレル Alexandre de Dardel
衣裳/ヴィルジニー・ジェルヴェーズ Virginie Gervaise
メイク/セシール・クレッチュマー Cecile Kretschmar
照明/フィリップ・ベルトーム Philippe Berthome
演出助手/ヴェロニク・ティムシット Veronique Timsit

最初ヴィオレッタにキャスティングされていたイリーナ・リングが体調不良で、急遽エカテリーナ・シウリーナが出演しました。

そしてこのエカテリーナは、アルフレード役チャールズ・カストロノーヴォと本物の夫婦だそうです。このチャールズのアルフレードが素敵なんですよね。
演出のジャン=フランソワ・シヴァディエは俳優出身だそうで、酔ったアルフレードのスーツ裏返しスタイルも素敵でしたね!
お父さん役(ジョルジュ・ジェルモン)で、トーマス・ハンプソンが出ていて、いい雰囲気です。
これから「ドン・カルロ」「ホフマン物語」「イル・トラヴァトーレ」と続きますので、細かいことは少しづつお伝えしたいと思っています。
契約すると、72時間(3日間)は、DVDを手に入れたのと同じです。

日本フィル・山田和樹

9月6日(金)

日本フィル第713回東京定期演奏会は、山田和樹が2019/2020シーズンのスタートを飾ります。最近の演奏会で山田和樹はフランス物と日本物の作品をとりあげており、日本の作曲家2名、間宮芳生と大島ミチルは、演奏会場に現れて演奏会を盛り上げました。

サン=サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
間宮芳生/ヴァイオリン協奏曲第1番(日本フィル・シリーズ第2作)
     ~休憩~
大島ミチル/Beyond the point of no return(日本フィル・シリーズ第42作)(世界初演)
ルーセル/バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第1・2組曲
 指揮/山田和樹
 ヴァイオリン/田野倉雅秋
 コンサートマスター/千葉清加
 ソロ・チェロ/菊地知也

いつも山田和樹の演奏会には山田自身のプレトークがあり、今回も日フィルのコンサートマスターに田野倉雅秋さんが就任し、就任記念に間宮芳生さんのヴァイオリンコンチェルトを演奏することや、少し太ったと人に言われるなどと楽しいトークがありました。

はじめにカミーユ・サン=サーンス(1835-1911)の有名なオペラ、サムソンとデリラより「バッカナール」で華やかな幕開けです。

続いて私たちが横浜に住んでいた頃、向かいに住んでいた間宮芳生(1929-)さんの曲です。今年90歳になられて田野倉雅秋のソロでヴァイオリン協奏曲1番。曲は4楽章からなっていて、わらべ歌がそこここに散りばめられている、力作です。こんな作曲家の近くに住んでいたとはなんと光栄なことでしょう。ジブリアニメ映画の「火垂るの墓」の作曲も担当した。

大島ミチルさんの「Beyond the point no return」は出来上がったばかりの作品で、日本フィルのyou tube に山田和樹との対談があります。
すごい才能のある人でNHKテレビの「天地人」など、作曲した曲は3万曲ほどあるという。「もう引き戻せないところまで来た人や自然環境・・・そしてそれを超えた先に何が待っているか」最後は阿波踊りのイメージだそうです。

最後は、アルベール・ルーセル(1869-1937)の「バッカスとアリアーヌ」この曲は、向こうの楽団員がこぞって喜ぶ曲だそうです。管楽器にも弦楽器にも全ての楽器に見せ場があるからだそうです。

山田和樹さん本当にお疲れ様でした。少し太られて貫禄がお付きになったようですが、正指揮者としてこれからも頑張ってください。

 

サマーミューザ ダン・エッティンガー

8月11日(日)

2015年4月より東京フィルハーモニー交響楽団の桂冠指揮者になったダン・エッティンガー、常任指揮者だった頃からファンで一時定期会員になったこともありますが、ますます素敵になって登場です。

 

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
モーツァルト/フルート協奏曲第1番ト長調K313
     ~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
 東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮/ダン・エッティンガー
 フルート/高木綾子
 コンサートマスター/三浦章宏

まずはワグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」前奏曲から。
東フィルとは、イタリアオペラからワグナーまで共演していて、エッティンガー自身もバリトン歌手だった経験から「楽劇」という言葉がぴったりのマイスタージンガーをドラマティックに演奏。

高木綾子さんとのモーツアルトのフルート協奏曲1番も素敵でしたね!
彼女の1分1秒も無駄にしない生き方がクリアな音や全体の雰囲気にも表れていて、見習いたいくらい。アンコールはドビュッシーのシランクス、2階席で聴いたんですがよく響きます。

最後は、チャイコフスキーの悲愴、2階右方向からの鑑賞ですが全体が良く見渡せてしかも指揮者の表情もみえる、本当に面白い体験でした。
エッティンガーのメリハリがあって大迫力の演奏、様々な展開を経て破局へ向かってゆく様子が描かれる。

もっともっと聴いていたい!今度はまた来年のミューザかしら?