1月18日(金)
東京都響・第656回定期演奏会Aシリーズ 東京文化会館
武満徹/弦楽のためのレクイエム
武満徹/アステリズム-ピアノとオーケストラのための
武満徹/系図-若い人たちのための音楽詩
~休憩~
ベリオ/シンフォニア
指揮/沼尻竜典
ピアノ/小川典子
語り/水谷妃里
アコーディオン/御喜美江
声楽アンサンブル/二期会マイスタージンガー
コンサートマスター/矢部達哉

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ホールに着くと、そこここで、批評家の皆さんが、話し合っています。
演奏会場では、批評家・奥田佳道さんが、マエストロ・沼尻とプレトークの真っ最中。
ベリオの3楽章では、マーラーの2番のパロディーが出てくる それから薔薇の騎士からも少し出てきますとのこと。始めて聴く曲なので、興味津々です。
武満徹の「系図」は、よくテレビなどで放送しているあの〝おじいちゃんのおちんちんが・・・〟というので、これも本番は、始めてです。
語りの水谷妃里さん さらっと流してなかなかよかったのではないでしょうか。
谷川俊太郎の詩には〝 おじいちゃんとおばあちゃんとおとうさんとおかあさんといぬのごろうとわたし〟が出てきてレトロな雰囲気のメロディーと昭和のノスタルジーが感じられ、日本人のクラシック作曲家も、年をとると、日本に帰ってしまうのかな? なんて思ってしまいました。
ベリオのシンフォニアも面白い 8人の声楽ソリストが、マイクを持って歌うというか、語るというか、そしてマーラーの復活が、そのまま出てきます。今なら著作権法の心配しちゃいますけど。
頭が良くて、才能があって、意欲的な沼尻マエストロの今年も見逃せない。
小川典子さんのアステリズム 難しい曲でも、難なく弾きこなしてしまいました。
今年は20周年記念で、2月19日にはサントリーホールでピアノリサイタルが、開かれます。

沼尻竜典・小川典子・武満徹・ベリオ
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