3月21日(火)
お彼岸なのに催花雨(さいかう)~早く咲けとせき立てるように降る雨~が降って寒い。
すっかり我が家で定着してしまった鵠沼でのサロンコンサートに行ってきました。
シューマン/ピアノ三重奏曲第2番へ長調作品80
ショスタコーヴィチ/ピアノ三重奏曲第2番ホ短調作品67
~休憩~
ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8
ハンブルク・トリオ
「ピアノ・トリオの世界」と題された、ピアノとヴァイオリンとチェロの三重奏です、
余り聴く機会がないのですが、今回は3曲ともメインと言っていいくらいの曲だという平井さんの解説です。
ピアノ三重奏曲はだれかの追悼曲として作曲される場合が多いそうです。
ヴァイオリンは塩見みつる、日本人の女性です。チェロはヴィタウタス・ソンデキス、リトアニア出身。ピアノは、エバーハート・ハーゼンフラッツ、ドイツ出身。
3曲の中でもショスタコーヴィチの2番が特に面白い。1944年に作曲されている。
始めチェロが高音でか細く頑張っているのにヴァイオリンは悠々と低音で歌い、そしてピアノが入る。
そして最終章では、もの悲しいユダヤ旋律がズンチャカ、ズンチャカ流れる。
悲しくって、滑稽なユダヤのリズムが何とも面白いんです。
ハンブルグ・トリオ in 鵠沼