3月10日(日)
恒例の京響名古屋公演の9回目です。
いつもは7月の暑い日に開催されますが、今年は3月と11月にも広上・京響の公演があります。
愛知県芸術劇場コンサートホールが改修され、どこと言ってはわからないのですが何かが良くなっている。このホール、広上マエストロは3本の指に数えられるほどのトップクラスの音響の良いホールだとのことで、本当に名古屋の皆さんは幸せですね!今回も名古屋の友達2人と主人と私、4人の「名古屋で広上・京響を聴く会」?のメンバーと一緒です。
京都市交響楽団・第9回名古屋公演
シューベルト/交響曲第7番(8番)ロ短調「未完成」
~休憩~
マーラー/交響曲第1番ニ長調「巨人」
京都市交響楽団
指揮/広上淳一
コンサートマスター/三上亮(客演)
朝早くから名古屋に着いて、久しぶりにコンパルでモーニングを食べたり、兄と鰻を食べたり、宗次ホールに行ってソフィー・ダルティンガロングのファゴット・リサイタルを聴いたりは、夕方6:00から始まる広上・京響名古屋公演の序章のようなもの。
曲は、有名なシューベルトの「未完成」とマーラーの「巨人」
フランツ・シューベルト(1797-1828)の「未完成」は、25歳の時に、一気に書かれたもので、ほとんど手直しがない。まるで神の微笑みのもと、インスピレーションを得たかのような作品、短くて巨大な「未完成」が終わると、
グスタフ・マーラー(1860-1911)の「巨人」、広上の指揮からいきいきした自然や鳥の声が紡ぎ出されて、とっても人間的な暖かさが感じられ、感動!感動!の連続です。何だろうこのリズム感は・・魔法のよう。
そして最後はブラボーの嵐です。
アンコールはエルガーのエニグマ変奏曲からニムロッド
帰りぎわ、幸せのオーラが皆さんの周りに渦巻いていました。