4月28日(日)
10連休2日目は、東京二期会のコンチェルタンテ・シリーズで、ジュール・マスネの「エロディアード」を観に行きました。
マスネ/歌劇「エロディアード」
ジャン/渡邉公威
エロデ/桝貴志
ファニュエル/北川辰彦
ヴィテリウス/薮内俊弥
大司祭/水島正樹
寺院内からの声/吉田連
サロメ/國光ともこ
エロディアード/池田香織
バビロニアの娘/徳山奈奈
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/ミシェル・プラッソン
合唱/二期会合唱団
舞台構成/菊池裕美子
渋谷の東急文化村 オーチャードホールでの公演。
到着するまで、人をかき分けかき分け「109」のロゴマークが現代風に変わったのを横目に見ながら久しぶりの文化村に入ります。
作曲家がマスネですからフランス語のオペラです。
そして、6月に有名なリヒャルト・シュトラウスの「サロメ」を同じく二期会で公演するので「二つのサロメ・一つのストーリーから生まれた二つのドラマ」として売り出しており、我が家もそれに乗ったわけです。
「エロディアード」は、ユダヤの王「エロデ」の妻で、踊り子の「サロメ」のお母さん、今回は池田香織が務めます。そしてシュトラウスの「サロメ」でも池田が同じヘロディアスを歌うんです。
「サロメ」で有名な生首やサロメの踊りはしませんが、マスネらしい美しい音楽が魅力的です。
このオペラを指揮した巨匠プラッソン85歳という年齢から出る揺るぎない実力と包容力でステージを沸かせました。
6月の刺激的なリヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」がますます楽しみになりますね。
二期会オペラ「エロディアード」