7月6日(土)

日本フィル・第349回横浜定期演奏会は、指揮がミュージックパートナーの西本智実さん、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が小林美樹さんです。

プロコフィエフ/交響曲第1番ニ長調作品25(古典交響曲)
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
     ~休憩~
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」作品64抜粋(西本智実版)
 指揮/西本智実
 ヴァイオリン/小林美樹
 コンサートマスター/木野雅之
 ソロ・チェロ/菊地知也

華麗な経歴の持ち主の西本智実さんと鵠沼サロンコンサートで一目惚れしてからずーとファンとして見守ってきて着実にソリストとして活躍している小林美樹さんとの競演です。
まずはプロコフィエフの交響曲第1番「古典交響曲」ウクライナで生まれたプロコフィエフ(1891-1953)が、1917年、26歳の夏に書いたもの。

次のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、真っ赤なドレスで現れた小林美樹さんののびのびと華やかな音色と技巧に酔いしれました。
アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番からラルゴ。

最後プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」は、プロコフィエフがアメリカに亡命してから祖国に帰り、帰国後最初の仕事としてバレエ音楽を依頼されて書いたもので、バレエの全曲が2時間半、管弦楽の演奏会用組曲を作曲家自身が作ったものが1番、2番、3番とありますが、今回は西本智実版組曲で演奏。アンコールは「ロメオとジュリエット」から「ガボット」でした。

西本智実さんこの秋には、恒例のヴァチカン国際音楽祭に出演予定で、ベートーヴェンの第9を演奏するため合唱団を募集したり、ツアーも何種類か準備されているようです。

 

 

日本フィル横浜・西本智実・小林美樹
Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください