ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、今日はリヒャルト・シュトラウスの「アラベラ」(2017年3月17日公演)です。ウィーンの没落した貴族の娘アラベラが女占い師の予言通りに金持ちの結婚相手が見つかるという物語。アラベラ役には「カプリッチョ」や「影のない女」のカミラ・ニールンドが出演している。


アラベラ/カミラ・ニールンド Camilla Nylund
ズデンカ/チェン・レイス Chen Reiss
ヴァルトナー伯爵/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
アデラーイデ/ステファニー・ハウツィール Stephanie Houtzeel
マンドリカ/ボー・スコウフス Bo Skovhus
フィアカーミリ/ダニエラ・ファリー Daniela Fally
マッテオ/ヘルベルト・リッパート Herbert Lippert
エレメール伯爵/ノルベルト・エルンスト Norbert Ernst
ドミニク伯爵/ラファエル・フィンガーロス Rafael Fingerlos
ラルモール伯爵/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
女占い師/ドンナ・エレン Donna Ellen
指揮/ペーター・シュナイダー Peter Schneider

19世紀末のウィーンを舞台にした美しい旋律にあふれたオペラです。
ウィーンの豪華なホテルで暮らしている伯爵一家ですが、実は家計は火の車。美貌の娘アラベラが玉の輿に乗ってくれれば…ともはやそれだけが頼みの綱でした。
聴き所は第1幕のアラベラ(カミラ・ニールンド)ズデンカ(チェン・レイス)の2重唱「もし、ふさわしい人が現れたら」そして第1幕最後のアラベラのモノローグ「私のエレメール」、第2幕マンドリカ(ボー・スコウフス )とアラベラの2重唱「父が申しますには、私と結婚なさりたいとか」そして第3幕の最後「まだ、そこにいらっしゃったのは」などで美しさに満ち溢れています。
ズデンカ役にチェン・レイスが、舞踏会の人気者フィアカーミリ役にはダニエラ・ファリーがウィーンのお馴染みソプラノとして出ており、伯爵夫人役にステファニー・ハウツィールがメゾで出演している。

ウィーン国立歌劇場「アラベラ」
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