ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、ヴェルディの「オテロ」(2018年3月18日公演)です。なんとロベルト・アラーニャがオテロになるんです。そしてデスデモーナが現在の奥様、アレクサンドラ・クルジャクですって!なるほどアラーニャ様は緑の黒髪の健康美がお好きなようで、オテロのアラーニャ様もデスデモーナのクルジャクもイヤーゴのダリボール・イェニスもすごい声の持ち主で迫力ある「オテロ」を楽しむことができました。

オテロ/ロベルト・アラーニャ Roberto Alagna
イヤーゴ/ダリボール・イェニス Dalibor Jenis
デスデーモナ/アレクサンドラ・クルジャク Aleksandra Kurzak
カッシオ/アントニオ・ポーリ Antonio Poli
ロデリーゴ/レオナルド・ナヴァーロ Leonardo Navarro
ロドヴィーコ/アレクサンドルー・モイシウク Alexandru Moisiuc
モンターノ/オルハン・イルディズ Orhan Yildiz
エミーリア/イルセヤー・カイルロヴァ Ilseyar Khayrullova
使者/イオン・チブレア Ion Tibrea
ビアンカ/カタリーナ・ビラハート Katharina Billerhart
指揮/グレアム・ジェンキンス Graeme Jenkins
演出/クリスティーネ・ミーリッツ Christine Mielitz
舞台及び衣裳/クリスチャン・フローレン Christian Floren

台本は「ファルスタッフ」や「シモン・ボッカネグラ」のアッリーゴ・ボーイトで、彼は「メフィストーフェレ」の作曲もしている。悪人に興味があったのかしら?
〝嫉妬〟によって物語が動いてゆくオペラ「オテロ」で、どうしてイヤーゴはこんな悪事に手を染めてゆくのかしらなんて学生時代にシェイクスピアを読んでいて思ったんですが、ヴェルディの「オテロ」を観ればなるほどとうなづくというより迫力に圧倒されてタイトルが「イヤーゴ」でもいいんじゃないと思えるくらい。特に今回のイヤーゴ(ダリボール・イェニス)は凄い最高です!「俺こそ悪魔だ!」そしてやはりデスデモーナは見かけも重要だと気づかされます。CD時代ではないのですから「柳の歌」がしっくり来るような可憐な乙女を演じたクルジャク、声もよかったですね!そして最も味を出していたのがアラーニャです。「復讐の二重唱」など総督の貫禄ありました。

ウィーン国立歌劇場「オテロ」
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