11月2日から再開されたウィーン国立歌劇場のアーカイブ今日は、2019年9月15日公演のオッフェンバック「ホフマン物語」です。今回の特徴はステラ、オランピア、アントニア、ジュリエッタの4人のヒロインをソプラノのオルガ・ペレチャッコが一人で全てのヒロインを演じています。

ホフマン/ディミトリー・コルチャック Dmitry Korchak
ミューズ/ニクラウス/ガエレ・アルキス Gaelle Arquez
リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット/ルカ・ピサローニ Luca Pisaroni
アンドレス/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ/ミヒャエル・ローレンツ Michael Laurenz
オランピア/アントニア/ジュリエッタ/ステッラ/オルガ・ペレチャッコ Olga Peretyatko
スパランツァーニ/イゴール・オニシュチェンコ Igor Onishchenko
クレスペル/ダン・パウル・ドゥミトゥレスク Dan Paul Dumitrescu
ペーター・シュレミール/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
ルーテル/アレクサンドル・モイシウク Alexandru Moisiuc
ナタナエル/ルカニョ・モルケ Lukhanyo Moyake
ヘルマン/サミュエル・ハッセルホーン Samuel Hasselhorn
アントニアの母の声/ゾルヤーナ・クシュプラー Zoryana Kushpler
エピローグに登場する3人の女性/オルガ・ペレチャッコ Olga Peretyatko, マルガリータ・グリツコヴァ Margarita Gritskova, ディアナ・ヌルムカメトヴァ Diana Nurmukhametova
指揮/フレデリック・シャスラン Frederic Chaslin
演出/アンドレイ・セルバン Andrei Serban
舞台装置/リチャード・ハドソン Richard Hudson
振付/ニキー・ウォルツ Niky Wolcz

 

詩人ホフマンが愛した女性3人による三つの幕にプロローグとエピローグがつくもの、3っつの幕はオランピア、アントニア、ジュリエッタの順です。3役をこなすペレチャッコは、プロローグとエピローグにもステッラとして登場します。
ホフマン役のコルチャックは、歌手としてだけでなく指揮者としても活躍して才能が溢れているようです。
ミューズとニクラウスの二役をこなすガエレ・アルキスも人気がありました。
イタリアのバリトン、ピサローニはホフマン物語の4人の悪役として出演し、魅力的な声と迫力はモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」にもぴったり。
エピローグの合唱3人の女性一人がペレチャッコ、あと二人はグリツコヴァとヌルムカメトヴァと豪華キャストでした。
兎にも角にも、この美しい「ホフマン物語」の音楽を楽しみましょう。

ウィーン国立歌劇場「ホフマン物語」
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