11月7日(日)
広上淳一氏は、2008年より京都市交響楽団の常任指揮者として務め、数々の音楽賞を受賞し、2022年3月をもって14年間の任期を終える。
その東京記念公演として自身が5月5日生まれなので、ベートーヴェン5番とマーラー5番を今回の演目に選んだそうです。
最近のサントリーホールでは見られなかった、ほとんど満席にまず驚き、しかも生前クラシック音楽がお好きだった高円宮憲仁親王妃久子様がおいでになりこれも驚き、そして演奏が素晴らしくて驚きでした。
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67
~休憩~
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調
指揮/広上淳一
コンサートマスター/石田泰尚
京響は、コンサートマスターに泉原隆志と特別客演コンサートマスターの石田泰尚と合田莉凡を揃えて、堂々たる気迫を見せました。
楽団員全体の目つきに力が籠っていましたね。マーラー5番初めのトランペットのハラルド・ナエスやホルンの垣本昌芳、凄かった。
広上マエストロは2020年4月から京都コンサートホールの館長を務め、2021年9月より我が日本フィルのフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)に就任し、まだまだ活躍をしてくれる様です。
今度は東京でも力のこもった演奏をしてくれそうですね。
京都市交響楽団 東京公演に高円宮妃久子様