フランスのストラスブールにあるラン国立オペラでレハールの「ジュディッタ」の公演がありました。
「ジュディッタ」は、アリアとして単独に歌われることが多く、オペレッタが好きだった時にはよく聴いたものですが、オペレッタを全曲聴くのは初めてでなかなか面白い。
なぜ今、全曲演奏がなされないのかは最後によく分かりますが、とにかく4幕にジュディッタの「私の唇は熱いキスをする」(2:00:00位)を歌いますので聴いてみてください。
1934年にウィーン国立歌劇場で大々的なファンファーレの中で初演された「ジュディッタ」は主にマレーネ・デートリッヒと彼女がキャバレーの主役を務めた「青い天使」と「モロッコ」をモデルにしている。
美しいジュディッタ役のメロディーがマレーネ・デートリッヒと同じように歌ったり踊ったり大奮闘です。2025年7月4日から2026年1月4日までオペラビジョンより視聴可能となっています。
レハール/喜歌劇「ジュディッタ」(ラン国立オペラ座 2025年5・6月公演)
ジュディッタ/メロディー・ルレジャン Melody Louledjian
アニータ/サンドリーン・ブエンディア Sandrine Buendia
オクタヴィオ/トーマス・べッティンガー Thomas Bettinger
マニュエル、バリモア卿、国王/ニコラス・リヴェンク Nicolas Rivenq
セラフィン/サヒ・ラティア Sahy Ratia
マルセリン、随行員、イブラヒム、流しの歌手/クリストフ・ゲイ Christophe Gay
ジャン・セヴノル/ジャック・ヴェルジェ Jacques Verzier
ホテルの管理人、給仕長/ロドルフ・ブリアン Rodolphe Briand
ロリータ、アルカザールの門番/シシ・デュパルク Sissi Duparc
レストランの給仕、流しの歌手、非公式の将校、漁師/ピエール・ルボン Pierre Lebon
合唱/ライン国立オペラ合唱団
管弦楽/ミュールハウス国立管弦楽団
指揮/トーマス・レスナー Thomas Rosner
演出・舞台装置・衣裳/ピエール=アンドレ・ヴァイツ Pierre-Andre Weitz
振付/イーヴォ・バウキエロ Ivo Bauchiero
照明/ベルトラン・キリ― Bertrand Killy
ローザンヌ・オペラ座との共同制作よる新演出。フランス語歌唱。
レハール「ジュディッタ」