1月30日(水)
いつものように定期演奏会の前にマエストロサロンがあり、今回は、井上道義マエストロの登場です。
現在オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督をしていて、金沢に行くと結構目立つらしい。
その前は京都市交響楽団の音楽監督で、保守的な町なのでとてもやり辛かったとのこと。広上マエストロも大変そうですね。
昨年のショスタコヴィッチ全曲演奏@日比谷公会堂は、厚いアルバムを持ってきて見せてくれました。
熱っぽい語り口なんだけれども、言葉が直ぐに出てこないので手や体が動く、そしてとてもしなやか。
いつも青年のような気持ちをもっていて、女性にやさしい。そんな感じでした。
2月2日(土)
日本フィル第597回定期演奏会
シベリウス/交響曲第1番
~休憩~
吉松隆/鳥たちの時代(日本フィルシリーズ第31作)
シベリウス/交響曲第7番
指揮/井上道義
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
指揮は、踊るような曲線的な動きでも、音楽は、とてもオーソドックスな演奏で、日フィルもそれによく答えていた。
吉松作品が、シベリウス1番と、7番の間に挟まれており、この「鳥たちの時代」の初演も、井上マエストロが、日フィルで振ったらしい。 森林浴が出来そうなとっても綺麗な作品です。
コンサートの後、場所をアークヒルズ1階の「ウルフギャング・パック・カフェ」に移して懇親パーティーが開かれ
フルートの難波薫さんとチェロの大澤哲弥さんのヴィラ=ロボスのデュオや、扇谷泰朋さんとのカヴァレリア・ルスティカーナなどのミニコンサートがあり、サインをしてもらったり、写真を撮ってもらったり、楽しい数時間を過ごしました。
井上マエストロが少し後から現われ、今日の出来はかみさんも褒めていたと満足そう。
私たちも、ビオラの新井さんとT夫妻、K嬢らとお喋りしたり、フォアシュピーラーの江口さんにサインを戴いたり、珍しいところでは政治評論家の田村玲子さんとオペラの話などしました。
日本フィル・井上道義マエストロ