3月22日(土)
横浜駅からみなとみらい線で日本大通りまで行き、地上に出ると暖かい南の海の薫りがフワッとした。何だか、異国に来たみたい。
氷川丸とゆりかもめ しだれ桜
ホテルニューグランド
神奈川県民ホール
リヒャルト・シュトラウス 「ばらの騎士」 午後2:00~
この公演は、びわ湖ホールと神奈川県民ホールの共同制作 です。
元帥夫人/佐々木典子
オックス男爵/佐藤泰弘
オクタヴィアン/林美智子
ゾフィー/澤畑恵美
ファーニナル/加賀清孝
マリアンネ/渡辺美佐子
ヴァルツァッキ/高橋淳
アンニーナ/与田朝子
警部/黒木純
テノール歌手/上原正敏
合唱/びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団
管弦楽/神奈川フィルハーモニー管弦楽団(ゲスト・コンサートマスター/鈴木裕子)
指揮/沼尻竜典
演出/アンドレアス・ホモキ
台本/ フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
ベルリン・コーミッシェ・オパーのプロダクション
「こびと」の時とはうって変わって大入り満員、やはり「ばらの騎士」だから?
演出はホモキ、「フィガロ」で見たのと同様の、白 黒 の舞台で、時代、価値観が変わると、舞台そのものが回転する。出演者は大変です。
よく見る「ばらの騎士」と演出上 違うところが多々あり、主人と確認しあいます。
たとえば、雷が度々鳴って(ティンパニーですが)、変化を現し舞台が回転する。
過去の因習を捨て素に戻る時は、本当に服を脱ぎ捨てる??ちゃんと下着はつけているので大丈夫などなど。
元帥夫人の言っている「生のはかなさ」・・・生と時は私たちのそばを通り過ぎていくのではなく、私たちの中を貫いていくこと、自分は静止していて周りのものすべてが動いていると思っている間に、私たち自身が、変わっているということ。 佐々木典子さんとても色っぽくってよくやっていました。
沼尻マエストロまたまた一回り大きく見えました。大成功でしたね!
そして帰り道では、オックス男爵のワルツを mit mir mit mir と口ずさむ・・・。
私には、エロティックな身振りが、そのドラマとしての本来の意味を決定的に示すのは、
抱擁の時ではなく出会いの時にあると思われます。出会いの時ほど、官能的なものに
精神がこもり、精神的なものが官能的になる時はないのです。この時は、あらゆることが
あり得て、あらゆることが動いていて、あらゆることが溶け去るのです。この時は、まだ
欲情を感じることなく、互いに向かい合って求め合い、親しみともの怖じが素朴に混じり
合っています。この時は、ノロジカのようであり、鳥のようであり、獣の鈍重さを持ち、
天使のように清らかで、神のように崇高なのです。
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
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県民ホールの近くに「スカンディア」とかいうレストランがありましたね。よく通りかかります。店の名前から想像するに、北欧料理でしょうか、かなり長い歴史があるようですね。ご存知ですか?
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知っているような、知らないような。