3月28日(土)  神奈川県民ホール プッチーニ オペラ『トゥーランドット』本番

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             トゥーランドット姫   横山恵子
カラフ   水口聡
リュー   木下美穂子
ティムール   志村文彦
アルトゥム皇帝   近藤政伸
ピン   晴雅彦
パン   大野光彦
ポン   大槻孝志
役人   与那城敬
合唱   びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団
児童合唱   赤い靴ジュニアコーラス
管弦楽   神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮   沼尻竜典
演出   粟國淳
装置   横田あつみ
今回の公演は、沼尻指揮・粟國演出と言う、両方とも若くて才能のある日本人の指揮と演出で、もちろん出演者も全部日本人だということに拍手をしたいですね。もうそんなこと意識はしていないのでしょうが、改めて思います。

びわ湖沼尻オペラは全部観てきたのですが、芸術監督の沼尻さんは3年契約で、もう後3年延長されたそうです。この秋は、アルバン・ベルク『ルル』で、来年の3月は、プッチーニ『ラ・ボエーム』。

沼尻オペラ、今回は木下美穂子さんが出るので、28日にしましたが、やはり木下さんのリューよかったです。安心して涙が出てきました。『トゥーランドット』は、〝愛〟に生きる女リューが実質的な主人公と言う見方もありますし。

テーマは〝愛〟です。最近の何かと似ています、テーマが〝愛〟でないオペラなど皆無ですが、それに対する機械と、冷たい愛を知らないロボットのような人間、そこでリューのアリアがぐっと心に染みてきます。

ピン・ポン・パンの、故郷には竹林、森、庭園などがあるんだよなんて自慢しながら故郷を懐かしがる歌もいいですね。 中国の民謡 茉莉花のメロディーが、児童合唱団と共に、またオーケストラの大音響と共に全般に出てきます。

カラフの「誰も寝てはならない」は、ゲネプロで福井さん、本番で水口さん両方を楽しみました。

演出は、豪華で若々しくてとてもいいと思ったのですが、兵隊が歩くところロボットのように歩くところ、ダンスの経験のある人の方が良いのではと少し思いました。

やはり沼ちゃんですね!いろんなオペラの面をみせてくれます。 さあ次は、どんなオペラになるのかしら?

プッチーニのオペラ『トゥーランドット』
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