9月10日(金)  日本フィル アレクサンドル・ラザレフ 東京公演と横浜公演
日フィル東京定期演奏会

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チャイコフスキー/バレエ組曲「白鳥の湖」より
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第5番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/上原彩子
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也

チャイコフスキーの「白鳥の湖」は、「情景」「ワルツ」「4羽の白鳥の踊り」「チャールダシュ」が演奏されました。
「情景」は、「白鳥の湖」の代名詞のようなオーボエが美しい曲。
後に横浜でアンコールとして演奏される「4羽の白鳥の踊り」は、ラザレフの指揮がバレーダンサーの様に踊りだすのですが、 ここ東京では、真面目に指揮をしました。
次は、上原彩子さんのピアノで、プロコフィエフのピアノコンチェルト3番ですが、
この曲、彼女にとっても合っている、強烈な黄色いドレスがこの曲に合っているのかもしれない。
メイン、プロコフィエフ交響曲5番の大爆音の後、アンコールは静かな「戦争と平和」のワルツで、やっと熱が収まり家路に向かうことができる。
9月18日(土)
日フィル横浜定期演奏会
サラ

チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」~ポロネーズ
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第5番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/アリス=紗良・オット
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

ラザレフのオールチャイコフスキープログラム、しかもドイツ人と日本人の両親の許、ミュンヘンに生まれた美人のアリス=紗良・オットがピアノコンチェルト弾くというので、会場は満席に近い。
オットは、華奢で整ったプロポーションの持ち主、むしろ日本的でしょうか。
チャイコフスキーのピアノコンチェルトも力ずくというのでなく歌うようななめらかな感じ。
アンコールのショパンのノクターンは、とても彼女の雰囲気を表わしていた。
チャイコフスキーの5番、ラザレフは休憩も取らずに練習をするとか聞きますが、pppはあくまでも弱音で、強音とのコントラストが素晴らしい。
アンコールは、「白鳥の湖」の4羽の白鳥の踊りで、マエストロも指揮をしながら白鳥になり踊りました。

アレクサンドル・ラザレフ
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