この旅行の最大のイヴェントが、プロムス2011を聴くことです。プロムスのサイトへ行くと、
Proms 2011 The World’s Greatest Classical Music Festival
15th July - 10th September
(プロムス2011は、世界最大のクラシック音楽祭  7月15日~9月10日)
と書いてあります。そしてプロムスラストナイトまで74演目が繰り広げられる。
私たちは 8月14日のプロムス41と、8月15日のプロムス42と、8月16日のプロムス43を聴くことにしました。
そして、すんなりチケットが取れてしまったのです。
イギリス 222-1
8月14日(日)
グリーン・パークからアルバートホールまでは、バスでに乗っていけば簡単です。
ロンドンには、日本のSUICAと同じように OYSTER CARD(オイスターカード)というのがあって、私たちはロンドンヒースロー空港で20ポンドのオイスターカードを買いました。これは、クレジット・カードで買うことが出来ます。
SUICAと同じように地下鉄も、バスも、鉄道にも有効ですが、現金で切符を買う時の1/3くらいの料金なので、オイスターカードの方が、ずっとお得です。
 
ロイヤル・アルバートホール
は、ヴィクトリア時代の建物で、
円形のこのホールには、8000人くらい観客が入るといわれています。
イギリス 224-2
道路を挟んで向こうのケンジントンガーデンには、アルバート公のモニュメントが建っています。(ヴィクトリア女王の夫)
イギリス 225-1
南側には Royal College of Music 
イギリス 231-2
西側にはRoyal College of Organistがあります。
イギリス 232-1
さあ中に入るとBBC Promsと書いてあります(PromsとはPromenade Concertsのこと)
イギリス 238-2
皆が立っているところが、アリーナ席というところで、5ポンドですから600円くらいで入れる。
でも2時間くらいの演奏会中、立っていなければならないのです。
イギリス 241-1
上の方から見ているこの像の人は、Proms の創始者 ヘンリー・ウッドです。
イギリス 245-1

イギリス 242-1  イギリス 243-1

≪8月14日(日) プロムス41≫
パーセル=ジョビー・タルボット/シャコニー ト短調
ブリテン/カンタータ・ミゼルコルディウム
ブリテン/シンフォニア・ダ・レクイエム
~休憩~
ブリテン/春の交響曲
BBC交響楽団
指揮/マーク・ウイグルスワース Mark Wigglesworth
ソプラノ/アマンダ・ルークロフト Amanda Roocroft
メゾ・ソプラノ/クリスティーヌ・ライス Christine Rice
テノール/アラン・オーク Alan Oke
バリトン/レイ・メルローズ Leigh Melrose
合唱/BBCシンガース、BBCシンフォニー・コーラス(合唱指揮/スティーヴン・ジャクソン Stephen Jackson)
少年合唱/トリニティー少年合唱団(合唱指揮/デーヴィッド・スウィンソン David Swinson)
コンサートマスター/アンドリュー・ハヴロン Andrew Haveron

日曜日には、歌付きの音楽ということで、ブリテンの春の交響曲。
イギリスの数編の詩に、音楽がつけられて、音と言葉と両方で楽しめました。
演奏中以外は写真を撮ってもいいし、食べ物、飲み物は持ち込んでいいみたい。
休憩時間には、野球場みたいにアイスクリーム屋さんが売りに来ていました。
そしてもちろん演奏後のブラボー、拍手や足鳴らしのすごいこと、ロンドンの聴衆はすごい!
アリーナ席の人の中には、横になっている人もいますが、
やはり、ほとんどが立っていて、皆平気です。
ヨーロッパの人は、年をとると太ってきますが、やはりそれだけ強靭なんですね!
感心しました。
私たちは、アリーナ席の上のストール席でしたが。

≪8月15日(月)、プロムス42≫
チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」全曲
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮/ワレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev
コンサートマスター/キリル・テレンチェフ Kirill Terrentiev
チャイコフスキーの「白鳥の湖」全曲ゲルギエフ・マリインスキーの演奏です。

≪8月16日(火)、プロムス43≫
コープランド/市民のためのファンファーレ
バックス/交響曲第2番
~休憩~
バーバー/弦楽のためのアダージョ
バルトーク/ピアノ協奏曲第2番
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第4番(1947年改訂版)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮/アンドリュー・リットン Andrew Litton
ピアノ/ユジャ・ワン Yuja Wang
コンサートマスター/クリオ・グールド Clio Gould
ピアノのユジャ・ワン 小川典子に似た金属的な音でしたが、もう世界的に有名になっているみたいです。

ロンドン滞在記 その4 プロムス 2011
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