5月21日(月)
今日はWOWOWで撮っておいたアッバス・キアロスタミ監督の「トスカーナの贋作」を
観ました。 (2010年フランス・イタリア合作映画 )
昨日は、イギリス映画で、タマラ・ドゥルー~恋のさや当て~を、
これは、イギリスの田園風景が見られるというので・・・結構面白かった。
「トスカーナの贋作」もイタリア・トスカーナ地方の風景が見たくって観ました。
でもこの監督は、イランの出身。
映画のワンシーン、ワンシーンが絵画のように美しいトスカーナの風景で 予想にたがわない。
イタリアのトスカーナ地方の小さな村を訪れたイギリス作家とギャラリーを経営するフランス人女性が、
カフェの女主人に夫婦と勘違いされたことをきっかけにまるで長年連れ添った夫婦のように振る舞い始める。
そしてストーリーも本当の夫婦だか、演技をしているのか解らなくなってくる不思議な感覚の映画。
主演のジュリエット・ビノシュは、この映画で、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞した。
ジュリエットの相手役になる作家には、イギリスの有名なバリトン歌手ウィリアム・シュメルが抜擢された。
道理でいい声だと思った!
アッバス・キアロスタミ監督は、「美術館にある手の届かない遠く離れた本物より、身近にあるコピーを大切にしようと思った」と言っている。
この他にもナタリー・ポートマンの「ブラック・スワン」など、5月は太極拳と、コンサートの合間に映画もちょっと見ていました。
映画「トスカーナの贋作」