5月26日(土)
WOWOW で撮っておいた、「ニクソン・イン・チャイナ」を見ました。
指揮:ジョン・アダムズ
演出:ピーター・セラーズ
振付:マーク・モリス
出演:ジェイムズ・マッダレーナ(Richard Nixon)
ロバート・ブルーベイカー(毛沢東)
キャスリーン・キム(江青)
ジャニス・ケリ((バット夫人)
ラッセル・ブローン(周恩来)
リチャード・ポール・フィンク
ジョン・アダムスの代表作「ニクソン・イン・チャイナ」がMETで初演され、WOWOWで放映されました。
ジョン・アダムス本人の指揮で、演出は才人ピーター・セラーズ。
トム・ハンプソンがインタヴュアーになって幕間にインタヴューをしたのだが、トウモロコシ頭?のピーターセラーズが本当に楽しそうに 演出をしているのがわかる。
そして「ニクソン・イン・チャイナ」を書かないかと誘ったのもピーター・セラーズの方からだという。
J・アダムスの音楽は、音と言葉を繰り返し 繰り返して、音楽を作って行き、
いつの間にか彼の世界に巻き込まれてしまう・・・そんな感じかしら。
第一幕 1972年北京郊外の飛行場にニクソン大統領が降り立ったというところから始まる。
毛沢東とニクソンとの会談。
第二幕 ニクソン夫人ファーストレディー。
江青女史が考案した革命的現代バレエ「紅色娘子軍」を見る。
第三幕 北京での最後の晩、登場人物たちが各々のベッドに入り思い出にふける。
周恩来は「私たちはひとつでもためになることをしただろうか」と疑問を投げかけ、オペラは閉じる。
METライブビューイング「ニクソン・イン・チャイナ」