11月30日(日)

晴海の第一生命ホールにてSQWのシューマン・クァルテットを聴いてきました。

ハイドン/弦楽四重奏曲第79番ニ長調作品76-5「ラルゴ」
アイヴス/弦楽四重奏曲第2番
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
シューマン・クァルテット

いま注目のクァルテット。
シューマン兄弟3人と美人女性ヴィオラの4人組です。
シューマン兄弟は、お母さんが日本人なので、日本語をしゃべることが出来ます。

2番目の曲アイブスの曲が面白い。第1楽章は Discussions (討論)、第2楽章 Arguments (論争)、第3楽章には The Call of the Mountains (山々の呼び声)という表題が付けられています。
曲中に、アメリカ民謡や、チャイコフスキーの悲愴、ブラームスの2番、ベートーヴェンの第9なども出てきて、前衛作曲家らしい面白いものでした。

アイブスは、前衛作曲家では食っていけないと保険会社を立ち上げ社長になった人。
作曲家と社長の2足のわらじを履いて病気をし、保険業一筋にした。
保険会社の社長だけでも大変なのにこんな面白い曲を作るとは。

最後のベートーヴェンの14番の後、アンコールにモーツァルトのプロシア王第1から2楽章を。
ちゃっかり日本語でCDの宣伝もしていきました。

シューマン・クァルテット
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