1月26日(金)

第697回日本フィル東京定期演奏会は、小林研一郎指揮です。

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲二短調op.47
休憩
ブルックナー/交響曲第7番ホ長調WAB107
指揮:小林研一郎
ヴァイオリン:アレクサンドラ・スム
ゲスト・コンサートマスター:徳永二男
ソロ・チェロ:辻本怜

昨年4月8日に喜寿を祝う特別演奏会を催した小林マエストロは、「炎のマエストロ、77歳の軌跡!」で、ベートーヴェンの第7交響曲を取り上げました。今回は、「7にちなんだもう一つの曲」ということで、ブルックナーの7番を取り上げます。
その前にシベリウスのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンのアレクサンドラ・スムちゃんが真っ赤なドレス姿で現れました。ミーハー的には〝ローラ〟のような雰囲気です。
そのスムちゃん、モスクワ生まれで5歳よりヴァイオリンを学び、2004年ユーロヴィジョンコンクールで1位、小澤征爾より厚い信頼を得て数々のオーケストラと共演している。言うことなしですね!
緊張感漂うシベリウスの後は、楽器を楽屋においてきてのカーテンコールでしたが拍手が鳴りやまず、アンコールは〝バッハのアンダンテです〟とバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番からアンダンテを弾いてくれました。
今回、徳永二男がコンサートマスターとなって引き締めています。
最後のブルックナー7番は、ゆったりしたテンポで、しっとり聴かせました。日フィルの演奏素晴らしい!

日本フィル・コバケン ブルックナー7番
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