9月7日(金)
日本フィル第703回東京定期演奏会は、2018年/2019年スタートとして正指揮者の山田和樹指揮、フランス的な3人の作曲家の演奏です。
曲目
プーランク/シンフォニエッタ
三善晃/ピアノ協奏曲
~休憩~
デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」(ストコフスキー版)
デュティユー/交響曲第2番「ル・ドゥーブル」
指揮/山田和樹
ピアノ/萩原麻未
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也
フランシス・プーランク(1899−1963)の「シンフォニエッタ」は、ハイドンの交響曲をモデルにした軽妙洒脱な作品。
三善晃(1933−2013)は、第2次世界大戦後フランスに学び、デュティユーの影響を受けている。「ピアノ協奏曲」は、NHKのの芸術際参加作品(1962年)として委嘱された、今日は萩原麻未さんの若くて悪魔的なピアノを楽しみました。
ポール・デュカス(1865−1935)の「魔法使いの弟子」はあまりにも有名、今回はストコフスキー版でディズニーのアニメーションを思い出させる。
最後はアンリ・デュティユーの交響曲第2番「ル・ドゥーブル」英語で「ダブル」という意味、ステージ上の指揮者の前に12人からなる小オーケストラが並びその後ろに通常の三管編成のオーケストラが位置する「ダブル」となっている。この曲はボストン交響楽団創立50周年を記念して作られた。三善晃が影響を受けたのがよくわかる。
日本フィル 山田和樹のフランス的な演奏会