3月16日(土)
先週の日曜日は、名古屋で広上・京響でマーラーの「巨人」を聴きましたが、今日は本場京都で広上・京響のマーラーの7番「夜の歌」を聴くことになりました。
マーラー/交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
指揮/広上淳一
コンサートマスター/泉原隆志
グスタフ・マーラー(1860-1911)の「夜の歌」は、今回、指揮者の高関健さんによる現代において演奏しやすい高関バージョンの楽譜によって演奏されるということです。例によって今日も満席。「夜の歌」という名前のため人気がなかったと言われるのですが、広上マエストロの手にかかると一振り一振りに楽団員が最高の音楽で答える雰囲気ができている。全体で5楽章でもあまり長く感じられないくらい複雑な音の組み合わせが面白い。
演奏会後は京都・東山花灯路2019に行ったり、城南宮の枝垂れ梅や椿、はたまた京都植物園温室で奇怪な植物を見たりと京都の懐が深いところを十分感じられる旅でした。マーラー先生、広上先生、有難う。
広上・京響 第632回定期演奏会