4月20日(土)

日本フィル・第709回東京定期演奏会は、ヨーロッパ凱旋公演から帰ったインキネン・日フィル。今回初めてインキネンのふるさとフィンランドを訪れた。
2019年は、日本とフィンランドの外交関係樹立100年と渡邉暁雄の生誕100年と重なる記念すべき年となる。

武満徹/弦楽のためのレクイエム
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
     ~休憩~
シベリウス/交響曲第2番ニ長調作品43
 指揮/ピエタリ・インキネン
 ピアノ/ジョン・リル
 コンサートマスター/木野雅之(ベートーヴェン)、扇谷泰朋(武満、シベリウス)
 ソロ・チェロ/菊地知也(ベートーヴェン)、辻本玲(武満、シベリウス)

武満徹の弦楽のためのレクイエム、プレトークでヨーロッパ公演に同行した池田卓夫氏が、ツアーを重ね〝回を重ねるごとに色っぽくきこえる〟と言っていた。

50年以上世界の第一線で活躍しているピアニストのジョン・リルは現在ロンドンに住んでおり1977年、2005年大英帝国勲章を授与されているすごい人です。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番の調性は「ハ短調」で、「運命」などと一緒。肩でなく肘から下の筋肉だけで曲を弾くテクニックを持っている。

最後はやはりシベリウスですね。交響曲2番です。

日本フィル・ヨーロッパ帰国公演
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