OTTAVA TV ウィーン国立歌劇場10月は、言葉の天才シェイクスピアと音楽の天才ブリテンの競演で「真夏の夜の夢」です。
舞台は、ギリシャのアテネ、妖精の王様オベロンはカウンターテナーのローレンス・ザゾLawrence Zazzo、妖精パックは語りのみでミュージシャンで俳優、ダンサー、アクロバットのテオ・トゥヴェTheo Touvet、イケメンで舞台を駆け回ります。指揮と演出は両方とも女性でシモーネ・ヤングとイリーナ・ブルックで皆さんを夢の世界に連れて行ってくれます。

オベロン/ローレンス・ザゾ Lawrence Zazzo
ティターニア/エリン・モーリー Erin Morley
パック/テオ・トゥヴェ Theo Touvet
シーシアス/ピーター・ケルナー peter Kellner
ヒポリタ/シルヴィア・ヴェレス Szilvia Voros
ライサンダー/ジョシュ・ラヴェル Josh Lovell
デメトリアス/ラファエル・フィンガーロス Rafael Fingerlos
ハーミア/レーチェル・フレンケルRachel Frenkel
ヘレナ/ヴァレンティナ・ナフォーニータ Valentina Nafornita
ボトム/ペーター・ローズ Peter Rose
クィンス/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
フルート/ベンジャミン・ヒューレット Benjamin Hulett
スナッグ/ウイリアム・トーマス William Thomas
スナウト/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
スターヴリング/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
指揮/シモーネ・ヤング Simone Young
演出/イリーナ・ブルック Irina Brook
舞台装置/ノエル・ジニフリ=コーベル Noelle Ginefri-Corbel
衣装/マガリ・カステラン Magali Castellan
照明/ジャン・カルマン Jean Kalman
振付/マーティン・バツコ Martin Buczko
演出助手/ゾフィー・プティ Sophie Petit

妖精の王オベロンと王女ティターニア(エリン・モーリー Erin Morley)の喧嘩が発端となり、2組の若者たちの恋模様が絡んでくる物語。シェイクスピア先生の豊富な言葉がたくさん散りばめられており、森の中の妖精のボーイソプラノ(蜘蛛の巣、豆の花、からしの種、蛾)が自然で可愛い。演出家が女性だからかしら!はちみつから蜜蝋を、蛍の光、アンズ、イチゴ、ブルーベリー、ブドウ、イチジク、バラ、ヒバリなどなど、森の豊かな自然を楽しんだり、超日常的な妖精の国の音楽も面白い。

ウィーン国立歌劇場 ブリテン「真夏の夜の夢」
Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください