10月26日(土)
第351回横浜定期演奏会は、ピエタリ・インキネン(1980-)指揮のベートーヴェン・チクルス2回目、ピアノコンチェルトは同じくアレクセイ・ヴォロディンです。
ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調作品21
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
~休憩~
ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調作品88
指揮/ピエタリ・インキネン
ピアノ/アレクセイ・ヴォロディン
コンサートマスター/田野倉雅秋
ソロ・チェロ/菊地知也
ベートーヴェン・チクルス2回目は、1回目と同じヴォロディン(1977-)との競演です。
ベートーヴェン(1770-1827)の交響曲第1番は1800年に初演、ピアノ協奏曲1番は1795年に初演です。音楽評論家の舩木篤也さんとインキネンとのプレトークでは、両方とも若書きでハ長調、ドヴォルザークの第8交響曲は、作曲家にとって幸福な時代の作品だと言うことです。
第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリン向かい合う対抗配置で管楽器は首席クラスが揃い、豪華キャストです。
インキネンの端正な音作り、ヴォロディンのクリアで暖かな音色が横浜の街を彩ります。
ヴォロディンのアンコールはショパンの子犬のワルツとラフマニノフの前奏曲作品32-12と2曲もプレゼントしてくれました。
後半は、私の大好きなドヴォルザークの8番です。最初のチェロの低音からよく響きます。インキネンはプラハ交響楽団の首席指揮者ですものね。
オケのアンコールがドヴォルザークのスラヴ舞曲第14番、作品72の6変ロ長調。
アフターコンサートは、友人と台湾料理です。
インキネン ヴォロディン