11月1日(金)
桂冠指揮者兼芸術顧問のラザレフが刻むロシアの魂 SeasonⅣグラズノフ5は、グラズノフの交響曲第6番とストラヴィンスキーの「火の鳥」です。
グラズノフ/交響曲第6番ハ短調作品58
~休憩~
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「火の鳥」全曲
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/辻本玲
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)の交響曲の中で唯一の短調作品で完成は1896年、初演は翌2月、サンクトペテルブルグにて。
次は、ストラヴィンスキー(1882-1971)のバレエ音楽「火の鳥」、舞台プロデューサーのディアギレフに頼まれ、ロシアの御伽噺「火の鳥」を基に作ったバレー音楽で、1910年5月完成、初演は翌25日、カスチェイの魔法にかかった庭でイワン王子に捕らえられた「火の鳥」は羽1枚と引き換えに自分を解放するようにたのみ、羽には不思議な力が宿ると言って行く。イワン王子はその羽で魔法にかけられた13人の王女を助け、石に変えられた自分自身も「火の鳥」の踊りに助けられる。
サントリーホールのP席右、左と中央3箇所にトランペットが陣取り、壇上左にハープが3台とっても目立ちます。高速スピードで一気に駆け抜ける「火の鳥」でした。
ラザレフ「火の鳥」