ウィーン国立歌劇場11月1回目はヴェルディの「マクベス」OTTAVA TVのライブストリーミングで11月2日〜11月4日まで放映されます。もちろんシェイクスピアの「マクベス」が原作です。

マクベス夫人/タチアナ・セルジャン Tatiana Serjan
マクダフ/シャホ・ジンシュー Xiahou Jinxu
マクベス/プラシド・ドミンゴ Placido Domingo
バンクォー/ライアン・スピード・グリーン Ryan Speedo Green
侍女/フィオナ・ヨプソン Fiona Jopson
マルコム/カルロス・オスナ Carlos Osuna
密偵/アイク・マルティロッシアン Ayk Martirossian
指揮/ジャンパオロ・ビサンティ Giampaolo Bisanti
演出/クリスティアン・レート Christian Rath
舞台・衣装/ゲイリー・マッキャン Gary McCann
照明/マーク・マカルー Mark McCullough
映像/ニナ・デュン Nina Dunn

出だしから不気味な魔女の世界が現れる。(魔女のメイクが素敵です。)スコットランド王ダンカンに仕える将軍マクベス(プラシド・ドミンゴ)は、嵐の中森で魔女たちにコーダの領主になりやがて王になろうと予言されるそれを聞いたマクベス夫人(タチアナ・セルジャン)は、王を殺そうとマクベスに持ちかける。マクベス夫人役のタチアナ、力強い声に艶があって素晴らしい、顔もいいし! 魔女から「女の股から産み落とされた者に負けることはない」「バーナムの森が動かない限り恐れることはない」だが森は動いてしまい、マクダフは帝王切開で生まれていたため、マクベスは倒れ、ダンカンの息子マルコムが新王の座に着く。ヴェルディ節全開の力強いオペラですね。森とか魔女とかシェイクスピアらしい。

ついでなのでシェイクスピア先生の「マクベス 」の魔女のセリフ、
きれいは汚い、汚いはきれい。Fair is foul,and foul is fair.
何ひとつ無い、在るのは無いものだけだ。nothing is But what is not.
と反対の言葉を投げかけて、マクベスの心を混乱させる。

次も有名なセリフ、
女から生まれたものは誰一人マクベスを倒せはしない。
For none of woman born shall harm Macbeth

最後はマクベスのセリフ、
明日も、明日も、また
明日も、とぼとぼと小刻みに
その日その日の歩みを進め、
歴史の記述の最後の一言にたどり着く。

すべての昨日は、愚かな人間が
土に還る死の道を照らしてきた。

消えろ、消えろ、束の間の灯火(ともしび)!
人生はたかが歩く影、哀れな役者だ
出場のあいだは舞台で大見得を切っても
袖へ入ればそれきりだ。

白痴のしゃべる物語、たけり狂う
わめき声
ばかり、筋の通った意味などない。

Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow,
Creeps in this petty pace from day to day,
To the last syllable of recorded time,
And all our yesterdays have lighted fools
The way to dusty death.
Out, out, brief candle,
Life’s but a walking shadow, a poor player
That struts and frets his hour upon the stage,
And then is heard no more.
It is a tale told by an idiot,
full of sound and fury,
Signifying nothing.

オペラを見ることで、シェイクスピアも勉強しちゃった!

ウィーン国立歌劇場 ヴェルディ「マクベス」
Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください