新型コロナウイルスのおかげで、毎日ウィーン国立歌劇場からオペラが配信されるのでとても忙しい。今日3月20日配信されたアーカイブのヴェルディ「ファルスタッフ」は、2016年12月15日の公演で、ヴェルディ最後のオペラであり、26に及ぶ彼のオペラの中でわずか2作しかない喜劇でもある。もちろんですがシェイクスピアの劇「ウィンザーの陽気な女房たち」から題材を取っている。

ファルスタッフ/アンブロージオ・マエストリ Ambrosio Maestri
フォード/ルドヴィック・テジエ Ludovic Tezier
フェントン/パオロ・ファナーレ Paolo Fanale
バルドルフォ/ヘルヴィッヒ・ペコラーロ Herwig Pecoraro
ピストラ/リッカルド・ファッシ Ricardo Fassi
カイウス博士/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
アリス・フォード/カルメン・ジャンナタッシオ Carmen Giannattasio
ナンネッタ/ヒラ・ファヒマ Hila Fahima
クイックリー夫人/マリー=ニコール・ルミュー Marie-Nicole Lemieux
メグ/リリー・イェルスタード Lilly Jorstad
指揮/ズービン・メータ Zubin Mehta

時は14世紀初頭のイングランド王ヘンリー4世治下。舞台は中部イングランドのウィンザー、ガーター亭の一室。
太ったファルスタッフが繰り広げるドタバタ劇が本当に楽しい、ヴェルディ80歳の集大成でこれまでのヴェルディの作品の要素が全部詰まっていると言われています。
騎士のファルスタッフは、フォード夫人とペイジ夫人にお金目当ての誘惑の手紙を送り、馬鹿にされた夫人たちは仕返しをするのだが、太ったファルスタッフが可愛らしくって可愛らしくって、ナンネッタ役のヒラ・ファヒマが3幕2場で歌う妖精の女王の歌「夏の爽やかなそよ風の中を」素敵でした。それからクイックリー夫人役のマリー=ニコール・ルミーさん、カーテンコールでとっても人気がありましたね!!シェイクスピアお得意の森の妖精もたくさん出てきました。〝この世は全て夢芝居、人は道化のために生まれた。 互いに騙しあったりするが 最後に笑ったものが勝ち〟だそうです。それにしてもヴェルディってすごい!

ウィーン国立歌劇場「ファルスタッフ」
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