ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、今回はベートーヴェンの「フィデリオ」です。今年はベートーヴェンの生誕250周年にあたり予定していた「フィデリオ」は、コロナで中止になってしまいましたが、過去のアーカイヴで「フィデリオ」を配信してくれることになりました。(2017年6月2日公演)。
指揮は若きコルネリウス、演出はオットー・シェンクです。
フロレスタン/ペーター・ザイフェルト Peter Seiffert
レオノーレ/カミラ・ニールンド Camilla Nylund
ドン・フェルナンド/ボアズ・ダニエル Boaz Daniel
ドン・ピツァーロ/アルベルト・ドーメン Albert Dohmen
ロッコ/ギュンター・グロイスベック Gunther Groissbock
マルツェリーネ/チェン・レイス Chen Reiss
ヤキーノ/イェルク・シュナイダー Jorg Schneider
指揮/コルネリウス・マイスター Cornelius Meister
学生時代に音楽部で「フィデリオ」の序曲を演奏したことがあるし、間奏曲も演奏したので懐かしい思いで見てしまいました。
舞台は、16世紀末、スペインのセビリアから数キロの刑務所、主人公レオノーレが「フィデリオ」と言う名で男性に変装して監獄に潜入し、政治犯として勾留されている夫フロレスタンを救出する話。
舞台としては地味なんですが美しくて難度の高い曲が多い。
レオノーレのカミラ・ニールンドは「カプリッチョ」「影の無い女」にも出ているソプラノで、マルツエリーネのチェン・レイスは「アリオダンテ」「利口な女狐の物語」「ヘンゼルとグレーテル」に出演してウィーンの声として活躍している。
ウィーン国立歌劇場「フィデリオ」