ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、今日はドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」(2016年4月21日公演)で、今回もフローレスが大サーヴィスをして、観客の拍手に答えて何回お辞儀をしたことでしょう。

ドン・パスクワーレ」(2016年4月21日の公演)
ドン・パスクワーレ/ミケーレ・ペルトゥージ Michele Pertusi
ノリーナ/ヴァレンチナ・ナフォルニツァ Valentina Nafornita
エルネスト/フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Florez
マラテスタ/アダム・プラチェツカ Adam Plachetka
公証人/ヴォルフラム・イゴール・デルントル Wolfram Igor Derntl
指揮/エヴェリーノ・ピド Evelino Pido
演出/イリーナ・ブルック Irina Brook
舞台装置/ノエル・ジネフリ=コーベル Noelle Ginefri-Corbel
衣装/シルヴィー・マーチン=ヒズカ Sylvie Martin-Hyszka
振付/マーチン・バツコ Martin Buczko
照明/アルノー・ユング Arnaud Jung

ウイーン国立歌劇場のアーカイヴは、ロッシーニの「セビリアの理髪師」から今度はドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」になります。フアン・ディエゴ・フローレスは「セビリアの理髪師」でギターの弾き歌いをやったのでまた今度も何かやってくれるのではないかと・・・思った通りオペラ界のプレスリーと言ってもいいくらい腰をふりふりターンをして観客に大サーヴィスです。

お金持ち老人ドン・パスクワーレ(ミケーレ・ペルトゥージ)が、若い娘ノリーナ(ヴァレンチナ・ナフォルニツァ)と結婚できると浮き足立っていると、ノリーナと恋人で甥のエルネストそれから主治医のマラテスタの3人にコテンパンにやられ莫大な財産も取られてしまうというお話。

演出がイリーナ・ブルック(イギリスの演出家ピーターブルックの娘)ということで、舞台はバー。全体にショッキングピンクのライトが当たってキラキラの中で若いノリーナは好き勝手に老人を痛めつけます。痛快!痛快!

ドン・パスクワーレ役のミケーレ・ペルトゥージはイタリアのパルマ生まれで、スカラ座やMETウィーン国立歌劇場など世界中のオペラハウスで活躍しているバス・バリトン 、ノリーナ役のヴァレンチナ・ナフォルニツァは、モルドバ生まれのソプラノ、ウィーンのメンバーとして「真夏の夜の夢」「フィデリオ」「ナクソス島のアリアドネ」に参加している。ファン・ディエゴ・フローレスは、もう皆さんご存知の通り今乗りに乗っているスペインのテノール、いえ世界のテノールです。




ウィーン国立歌劇場「ドン・パスクワーレ」
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