最近では、起きると朝食をとって、あたりを片付けて朝5:00くらいから起きている主人からオペラの情報を聞いて、今日見るオペラを決め、まず1本観てから行動開始です。
今日は、METで「ハムレット」を演じたサイモン・キーンリーサイドがプロスペローになる「テンペスト」(これもシェイクスピアですね)をやるというので急いで見てみました。
MET ナイトリーオペラストリーム、トーマス・アデス作曲「テンペスト」のサイモン・キーンリーサイドぴったりですね!
コロナ以来音楽不足なんてとんでもないことで、どれを観たら聞いたらいいか迷ってしまうくらい!

トーマス・アデス/歌劇「テンペスト」
プロスペロー/サイモン・キーンリーサイド Simon Keenlyside
エアリエル/オードリー・ルーナ Audrey Luna
カリバン/アラン・オーク Alan Oke
ミランダ/イザベル・レナード Isabel Leonard
ファーディナンド/アレック・シュレイダー Alek Schrader
ナポリ王/ウイリアム・バーデン William Burden
ゴンザーロ/ジョン・デル・カルロ John Del Carlo
セバスチャン/クリストファー・フェイガム Christopher Feigum
アントニオ/トビー・スペンス Toby Spence
トリンクロ/イェスティン・デイヴィス Iestyn Davies
ステファーノ/ケヴィン・バーデット Kevin Burdette
指揮/トーマス・アデス Thomas Ades
演出/ロバート・ルパージュRobert Lepage
台本/メレディス・オークス Meredith Oakes
 
早熟の天才として、「現代のモーツァルト」「ブリテンの再来」などと呼ばれてきた作曲者トーマス・アデス(1971年3月1日ロンドン)の指揮です。

ミラノ大公プロスペローは、弟アントニオに地位を奪われて追放され、流れ着いた孤島で娘のミランダと暮らしていた。魔法の力を手に入れたプロスペローは、妖精エアリエルに命じて嵐を起こし、アントニオとナポリ王のアロンゾが乗った船を難破させ、孤島に漂着させる。ナポリ王子ファーディナンドはミランダと恋に落ち、プロスペローの試練を経て彼女と結ばれる。プロスペローはエアリエルを操って公国を取り戻し、魔法の力を捨てる。

というシェイクスピアの戯曲ですが、演出家のロバート・ルパージュは、ミラノのスカラ座の観客席を舞台上に持ってきて劇中劇の形で進めます。
シャンデリアにぶら下がっている妖精のエアリエル(オードリー・ルナ)が超高音の奇声をあげて叫び動き回るところはまるでダンサーかしらと思うほどでしたがルナのアクロバット的なところも歌唱力もただものではない感じがします。注目したい歌手ですね!
 
ミラノ大公だったプロスペロー(サイモン・キーンリーサイド)ですが、大公の服装を肩に引っ掛け、島暮らしの刺青を施した身体は凄みがあります。そのまま「リア王」ができそうなくらいにぴったりな役です。彼は英国でナイトの称号が贈られウィーンでも賞をもらっている今最高級のバリトンです。「ハムレット」もすごかった。復讐のつもりが、娘のミランダとナポリ王子のファーディナンドの愛によって諦めてしまうところが人間的な諦めの境地かしら。

そういえば、カウンターテナー、トリンクロ役のイェスティン・デイヴィスは鵠沼サロンコンサートに来て歌ってくれました。たくさんの発見があった「テンペスト」でした。
 
 
メトロポリタン歌劇場「テンペスト」
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