7月10日(金)
コロナ後初の日本フィル定期演奏会は、感動!感動!の広上指揮によるブラームス一番です。広上ファンの私たちにとって、コロナ後初の生の演奏会が広上だったことは本当にハッピーな出来事でした。
バッハ/ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68
指揮/広上淳一
コンサートマスター/扇谷泰朋
7時からの開演でしたが、ソーシャルディスタンスの関係から1時間前から開場。
11人の日本フィルの精鋭たちによるバッハ、ブランデンブルグ協奏曲3番は、一瞬、神が降りて来ているんではないかしらと思える演奏でした。
そして、休憩なしでブラームス一番へと進みます。重厚で、しかもメリハリの効いた素晴らしい演奏です。
2楽章オーボエの聞き惚れるような杉原のソロ、それにつづくフルートの真鍋、第2フルートの難波の3人が並ぶと。美女3人トリオが舞台を引き締めます。
扇谷コンサートマスターのソロもよかったですね! 叩きつけるようなティンパニーのエリックも凄い!
新人のヴィオラ奏者David Mason(デイヴィッド・メイソン)とおっとりとした児仁井かおりが新鮮です。
これからの日本フィルが楽しみな今回の定期演奏会でした。
演奏会が終わった後も静かなサントリーホールです。
コロナ後初の日本フィル第722回定期演奏会