ウィーン国立歌劇場は、1月22日午後8時30分からヴェルディの「ナブッコ」を無観客で公演することになり、23日には日本でも無料で聴くことができました。ちょうど1月21日がドミンゴの80歳の誕生日ということもあり、お祝いを兼ねての公演です。

ナブッコ/プラシド・ドミンゴ Placiso Domingo
イズマエーレ/フレッディー・デ・トマソ Freddie De Tommaso
ザッカリア/リッカルド・ザネラート Riccardo Zanellato
アビガイッレ/アンナ・ピロッツィ Anna Pirozzi
フェネーナ/シルヴィア・ヴェレシュ Szilvia Voros
バールの祭司長/ダン・パウル・ドゥミトゥレスクー Dan Paul Dumitrescu
アブダッロ/ダニエル・イェンツ Daniel Jenz
アンナ/オーロラ・マルテンス Aurora Marthens
指揮/マルコ・アルミリャート Marco Armiliato
演出/ギュンター・クレーマー Gunter Kramer
舞台装置/マンフレッド・ヴォス Manfred Voss 、ペトラ・ブッフホルツ Petra Buchholz
衣装/ファルク・バウアー Falk Bauer
照明/マンフレット・ヴォス Manfred Voss

紀元前6世紀、旧約聖書に沿った歴史物語でユダヤ王国を征服したナブッコが、5万人をバビロンに強制移住させた「バビロンの捕囚」を題材にしている。エルサレムのユダヤ教の神殿の中、バビロニア王ナブッコ(ドミンゴ)がユダヤの国に攻め込みますが、ユダヤ教の大祭司ザッカリアは、ナブッコの次女フェネーナを人質にとっているから大丈夫とユダヤの人々を励ます。
今回は、紀元前から現代に読み換えてあります。凶悪な中国から国を守ろうとするバイデン大統領の心境かしら。
ナブッコが奴隷に産ませた長女アビガイッレ役のナポリ生まれのアンナ・ピロッツィは、リッカルド・ムーティの指揮で2013年にザルツブルグ音楽祭でもアビガイッレ役をこなしており、迫力と繊細な高音は定評のあるところでしょう。
ザッカリア役のバスのリッカルド・ザネラートの声も素敵ですよね!また新しい歌手を見つけたような。
もちろん80歳になったドミンゴも複雑な役をこなしていて、まだまだ歌えそうです。
有名な合唱曲「行け我が想いよ、黄金の翼に乗って」は、強制労働を強いられているユダヤの人々が故郷を思って歌うのですが、イタリアの第二の国歌と言われています。ウィーン国立歌劇場の演奏も合唱団も素晴らしい!
公演後は、最高の合唱団と歌手達からドミンゴに“Happy birthday to you ”の贈り物がありました。

ウィーン国立歌劇場「ナブッコ」
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