ウィーン国立歌劇場は、「フィガロの結婚」と「カルメン」は無観客で公演するとの予定で、もうすでに「フィガロ」は2月7日に上演し、今回2月21日「カルメン」を上演することになりました。
カルメンはグルジア生まれのアニタ・ラチヴェリシュヴィリ(36歳)で、かのリッカルド・ムーティが「彼女は間違いなく、今日の地球上で最高のヴェルディメゾソプラノです。疑いの余地はありません」と言っている。そしてこのビゼーの「カルメン」もお得意の一つと知られている。ドン・ホセは、ピョートル・べチャワ。

カルメン/アニタ・ラチヴェリシュヴィリ Anita Rachvelishvili
ドン・ホセ/ピョートル・べチャワ Piotr Beczala
エスカミーリョ/アーウィン・シュロット Erwin Schrott
ミカエラ/ヴェラ=ロッテ・ベッカー Vera-Lotte Boecker
フラスキータ/スラヴカ・ザメツニコヴァ Slavka Zamecnikova
メルセデス/シルヴィア・ヴェレシュ Szilvia Voros
ズニガ/ペーター・ケルナー Peter Kellner
モラレス/マルティン・へスラー Martin Haessler
レメンダート/カルロス・オスナ Carlos Osuna
ダンカイロ/ミハエル・アリヴォニー Michael Arivony
指揮/アンドレス・オロスコ=エストラーダ Andres Orozco-Estrada
演出/カリスト・ビエイト Calixo Bieito
舞台稽古/カリスト・ビエイト Calixo Bieito、ジョアン・アントン・レチ Joan Anton Rechi
舞台/アルフォンス・フローレス Alfons Flores
衣装/メルセ・パロマ Merce Paloma
照明/アルベルト・ロドリゲス・ヴェガ Alberto Rodriguez Vega 


舞台は、1820年頃のスペインのセヴィリア、タバコ工場で働くカルメンと軍隊の衛兵ドン・ホセの物語。
評判のカルメン役、アニタ・ラチヴェリシュヴィリが出演するということで、興味津々です。もちろん現代に置き換えていて、車は出てくるし、携帯は使うし。
アニタ・ラチヴェリシュヴィリのカルメンは凄みのある声はもちろんの事、妖艶な迫力がみなぎっている! ピョートル・べチャワのドン・ホセも素晴らしい!
だけど、結構ついてゆくのが大変な演出となっている。なので「カルメン」の「ハバネラ」や「闘牛士の歌」などの名曲やアリアを楽しみましょう、ということにしておきます。


ウィーン国立歌劇場「カルメン」(無観客)
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