ソプラノの木下美穂子さんから急遽、びわ湖の「ローエングリン」エルザ役で出演するラインが入り、元々ライブ配信で観るつもりだったので3月6日・7日両日とも3000円✖️2の料金で観てみました。びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲「ローエングリン」をライブですから午後2時から6時40分くらいまで約5時間鑑賞ということです。
日本フィルの「マエストロサロン」でよく沼尻マエストロのお話は聞いており、ちょっと前はびわ湖までオペラを見に行ったりしていたので懐かしいですね!今回はお昼寝をしながら、それでも2回ですからすっかり「ローエングリン」のストーリーは覚えながら夕食を作りながらの楽しい2日間でした。

指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
ステージング:粟國 淳

照明:原中治美
美術構成:横田あつみ
音響:小野隆浩(びわ湖ホール)
舞台監督:菅原多敢弘

                                                           

[キャスト] 3月6日(土) 3月7日(日)
ハインリヒ国王 妻屋秀和 斉木健詞
ローエングリン 福井 敬 小原啓楼
エルザ・フォン・ブラバント 森谷真理 木下美穂子
フリードリヒ・フォン・テルラムント 小森輝彦 黒田 博
オルトルート 谷口睦美 八木寿子
王の伝令 大西宇宙(両日)  
ブラバントの貴族Ⅰ 谷口耕平*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅱ 蔦谷明夫*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅲ 市川敏雅*(両日)  
ブラバントの貴族Ⅳ 平 欣史*(両日)  
小姓(両日) 熊谷綾乃*、脇阪法子*、上木愛李*、船越亜弥*  

 *びわ湖ホール声楽アンサンブル

管弦楽:京都市交響楽団
合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル

コロナ禍の中、長い練習期間が必要なのにこんな大事業をなし遂げたびわ湖ホール関係者も沼尻マエストロも、京都市交響楽団も合唱やソロの歌手も大拍手を差し上げたいですね。
ヨーロッパでは、オペラハウスが過去の作品をストリーミングしたり、無観客で放映したりしていますが、日本だけは特に東京を離れたびわ湖では通常通りの演奏ができるので、本当にラッキーだったと言えます。そして去年のびわ湖「神々の黄昏」よりもライブ配信はうまく行っていたようですね。
白鳥の騎士、ローエングリンはお父さんであるパルシファル(聖杯王)に仕える聖杯の騎士で、正体を知られた以上、ブラバンド公国を去らなければならないんですね!せっかく結婚式までしたのに。
キャストの皆さん両日とも最高の歌手が揃っていて堪能しました。
やはり現地で生で聴くのが一番でしょうけれど。

びわ湖ホール「ローエングリン」ライブ配信
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