ロイヤル・オペラハウスが2022年公演した「蝶々夫人」は、蝶々夫人がイタリア生まれのマリア・アグレスタでこの5月にはウィーンで「トスカ」を演るという。ピンカートンがメキシコ系アメリカ人でグラミー賞受賞者のジョシュア・ゲレーロ、イケメンで情熱的な演技がとても楽しみです。ゲレーロは、バリー・コスキー演出の『ラ・ボエーム』でロドルフォ役としてベルリン・コーミッシェ・オペラにデビューする。バリー・コスキーといえば、「トスカ」にも血まみれのゲレーロが出ていました。
 
プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」(2022年公演)
蝶々夫人/マリア・アグレスタ Maria Agresta
ピンカートン/ジョシュア・ゲレーロ Joshua Guerrero
シャープレス/カルロス・アルヴァレス Carlos Alvarez
スズキ/クリスティーネ・ライス Christine Rice
ゴロー/カルロ・ボーシ Carlo Bosi
ボンゾ/ジェレミー・ホワイト Jeremy White
ヤマドリ/ジョセフ・ヨンミーン・アーン Josef Jeongmeen Ahn
ケート/ガブリエレ・クプシーレ Gabriele Kupsyte
勅使/ダヴィド・キンバーグ Dawid Kimberg
指揮/ニコラ・ルイゾッティ Nicola Luisotti
演出/モーシェ・レイザー Moshe Leiser、パトリス・コリエー Patrice Caurrier
舞台装置/クリスチャン・フェヌイヤ Christian Fenouillat
衣裳/アゴスティーノ・カヴァルカ Agostino Cavalca
照明/クリストフ・フォレー Christophe Forey
 
 
さすがロイヤル・オペラハウスですね。
着物は、本物を使っていますし、和洋折衷の具合もとても面白い。
合唱団が着物を着て、正座をしているのは日本人も見習わなくてはと微笑ましい。
スズキは、イギリスのメゾソプラノでROHの「ホフマン物語」でジュリエッタなどを演っているクリスティーネ・ライス。
シャープレスは、ウィーンで「リゴレット」やフィガロでアルマヴィーヴァ伯爵など大活躍のカルロス・アルヴァレスです。
プッチーニは、「さくら・さくら」「お江戸日本橋」「アメリカ国家」などを使って異国情緒たっぷりの日本人としての尊厳を持った「蝶々夫人」を作曲してくれたので、いつまでも楽しめますね。





ロイヤル・オペラハウス「蝶々夫人」
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