ウィーン国立歌劇場は、プーランクの「カルメル修道女の対話」を、ライブストリーミングしています。
5月25日から3日間ですので、皆様もサインインしてご覧ください。
フランス革命末期の暴力の嵐に巻き込まれた修道女たちの実話です。ド・ラ・フォス侯爵家の娘ブランシュ役にニコール・カーが神経質なため俗世間では生きてゆけない修道女を演じます。

ウィーン国立歌劇場公演「カルメル修道女の対話」
 
プーランク/歌劇「カルメル修道女の対話」(2023年5月24日公演)
ブランシュ・ド・ラ・フォルス/ニコール・カー Nicole Car
騎士フォルス/ベルナルド・リヒター Bernard Richter
クロワシ―夫人/ミカエラ・シュースター Michaela Schuster
リドワーヌ夫人/マリア・モトリジーナ Maria Motolygina
マザー・マリー/イヴ=モー・ユボー Eve-Maud Hubeaux
ド・ラ・フォルス侯爵/ミカエル・クラウス Michael Kraus
コンスタンス/マリア・ナザロヴァ Maria Nazarova
マザー・ジャンヌ/モニカ・ボヒネック Minika Bohinec
シスター・マチルド/ダリア・スーシュコヴァ Daria Sushkova
礼拝堂神父/トーマス・エベンシュタイン Thomas Ebenstein
第1の委員/アンドレア・ジョヴァンニ―二 Andrea Giobannini
第2の委員/ユスン・ガブリエル・パク Jusung Gabriel Park
将校/ジャック・リー Jack Lee
看守/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
指揮/ベルトラン・ド・ビリー Bertrand de Billy
演出/マグダレーナ・フックスベルガー Magdalena Fuchsberger
舞台装置/モニカ・ビーグラー Monika Biegler
衣裳/ヴァレンティン・ケーラー Valentin Kohler
ビデオ/エーロン・キッツィック Aron Kitzig
照明/ルドルフ・フィッシャー Rudolf Fischer、ロベルト・アイゼンシュタイン Robert Eisenstein
 
第2幕第2場と第3場の間に休憩が入る二部構成。

18世紀のフランス革命時、革命派によって特権階級だった、キリスト教聖職者が弾圧されされた際、革命派に従わず信仰を貫いたため、ギロチンに処せられた16人の修道女の史実に基づいています。
ラストのシーンで、修道女たちが聖歌を歌いながら一人づつ断頭台の階段を登ってゆき、美しい聖歌と共に“ザクッ”というギロチンで首を落とされる音が16回聞こえるのは、ゾッとしますね。最後はブランシュが聖歌を引き継ぎながら途絶える。
劇中で用いられる聖歌


ウィーン国立歌劇場「カルメル修道女の対話」
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