11月1日(土)
今日は、METライブビューイング R.シュトラウス「サロメ」を川崎ラ・ゾーナの
109シネマズ川崎で見てきました。
MET(メトロポリタン歌劇場)では、2008年10月11日に公演したばかりの作品です。
誰かの情報で、サロメ役のカリタ・マッティラが〝七つのヴェールの踊り〟で全裸になる、
でも映画では最後の部分は映さないと、その通りでした。
映画館の中に観客は、30人くらいはいたでしょうか。
びわ湖ホールで観てきた「サロメ」が霞んでしまうほど凄い「サロメ」でした。
それでも、ユルゲン・フリムは、きわめてオーソドックスな演出らしい。
サロメ/カリタ・マッティラ
ヨカナーン/ユーハ・ウーシタロ
ヘロディアス/イルディコ・コムロージ
ヘロデ/キム・べグリー
ナラボート/ジョゼフ・カイザー
指揮/パトリック・サマーズ
演出/ユルゲン・フリム
シュトラウスはサロメを「イゾルデの声を持つ16歳の少女」と言っている。
イゾルデのような強靭な声と、少女のような純真さと一途さと残酷さを持ち合わせていなければならない。
カリタ・マッティラは、16歳という設定はちょっと無理ですが、2004年と今回とこの過酷な役をやり遂げ、
最後は、観客全員が立ち上がって拍手の嵐でした。
やはり、METって凄い!
10作品全て見てしまおう。
MET カリタ・マッティラの「サロメ」