1月10日(土)
今日は、 METライブビューイング マスネの「タイス」を川崎ラゾーナの109シネマズ川崎で見てきました。METでは、12月20日に上演したものです。

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by Jules Massenet
指揮:Jesus Lopez-Cobos
タイス、アレクサンドリアの遊女 Thais(ソプラノ):Renee Fleming
アタナエル、若い修道士 Athanael(バリトン):Thomas Hampson
ニシアス、アタナエルの友人の貴族 Nicias(テノール):Michael Schade
パレモン、修道士の長老 Palemon(バス):Alain Vernhes
アルビーヌ、尼僧院長 Albine(メゾソプラノ): Mari Zifchak
インタヴューアーは、プラシド・ドミンゴです。
とにかくルネ・フレミングが美しい。もちろん歌も上手いですね。彼女自身もこの「タイス」は、4本の指に入るお気に入りの役だと言っています。 今回の衣装は、クリスチャン・ラクロワがデザインしたもので、どれもこれも凝ったものばかり。
そして、METでは1978年にビバリー・シルズで公演されて以来上演されていないそうです。ピッタリの歌手達がいなかったと言うわけですね。
今回のルネ・フレミングはまさに適役です。
2幕1場と2場の間に有名な「タイスの瞑想曲」の演奏は、コンサートマスター(David Chan中国系)が、わざわざ舞台まで上がって行って演奏します。
ストーリーは、妖艶な遊女「タイス」が修道僧アタナエルの説得で信仰に目覚め、清純な聖女として天に召される。アタナエルは、トーマス・ハンプソンです。
妖艶と言えば、2幕1場のニシアス邸でのベリーダンスとソプラノのGinger Costa Jacksonとの掛け合いも見所です。

タイスが死ぬ直前に、アタナエルはタイスに対する愛に気付き、〝天国なんて無いのだ、あるのは今 目の前にある愛だけ、とにかく今君が欲しい〟と叫ぶところはなるほどです。
愛にさまよう方々、行ってください。
舞台セットも豪華で、MET最後の華かな?
1月10日(土)~16日(金)全国の松竹系で上映されます。
METライブビューイング http://www.shochiku.co.jp/met/index.html

MET マスネの「タイス」
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