3月4日(水)

今日は、METライブビューイング ドニゼッティーの「ランメルモールのルチア」を川崎ラゾーナの109シネマズ川崎で見てきました。METでは2月7日に上演したものです。

ルチア1

                                               ルチア/アンナ・ネトレプコ
エドガルド/ピョートル・べチャーラ
エンリーコ/マリゥーシュ・クヴィエチェン
ライモンド/イルダール・アブドラザコフ
指揮/マルコ・アルミリアート
演出/メアリー・ジマーマン

ウォルター・スコットの小説に基づいてドニゼッティーが作曲したこのオペラは、スコットランドが舞台です。
昨年9月に出産をして、少しふくよかになったネトレプコちゃんですが、ふくよかになった分、声にも幅が出てきてとってもよかった。いつも共演するテノールの毛深いロランド・ヴィリャソンが風邪をひいて、エドガルド役は、ビュートル・ベチャーラ(METでもチューリッヒでも良くお目にかかります)ですが、これもよかった。

2幕の初めのハープの演奏は、随分長い間カメラがアップで映していました。美しい多分日本のハープ奏者だと思います。

ルチアの兄エンリーコは、マリゥーシュ・クヴィエチェン 、ドン・ジョバンニが、当たり役だといっていました。

エドガルド役のベチャーラとエンリーコ役のクヴィエチェンは、ポーランド人、ルチア役のネトレプコとルチアの家庭教師ライモンド役のイルダール・アブドラザコフ は、ロシア人というポーランド人2人、ロシア人2人の共演。

あと女性演出家のメアリー・ジマーマン は、わざわざスコットランドまで行って取材したそうで、バックの荒野のシルエット映像は現地のもの、お城の部屋や階段は、現地のお城を参考にしたものと明るく語ってくれました。
インタヴューアーは、ナタリー・デセイでした。

METドニゼッティ「ランメルモールのルチア」
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