7月4日(土)

広上マエストロなので聴きに行きました。
今年は、メンデルスゾーンの生誕200年、オールメンデルスゾーンです。

《メンデルスゾーン生誕200年アニヴァーサリー・プログラム》
メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」~序曲、間奏曲、結婚行進曲
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
メンデルスゾーン/交響曲第5番「宗教改革」
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/チャールズ・ウェザビー
コンサートマスター/木野雅之
ソロ・チェロ/菊地知也

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上の写真は、広上さんが指揮していたアメリカのコロンバス響のコンサートマスター チャールズ・ウェザビーさんです。今回メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲をソロ演奏してくれました。

独奏者としてというよりも、オーケストラの一員としてオケに寄り添うように演奏しているように感じました。
ウェザビーさんアンコールは、ハーマン・ハプフェルトの as time goes by(時の過ぎ行くままに)、聴けば誰でも知っている映画「カサブランカ」でフランク・シナトラが歌った曲をウェザビー自身でなく、友人が編曲したらしい。とってもムードのある曲です。

最後の「宗教改革」では、ウェザビーさん、オーケストラの一員として第2ヴァイオリンの群れの中にいました。
広上さんは、コロンバス響のメンバーと日本に演奏旅行をしたかったのですが、いろんな事情で出来なくなった。やはり広上さんの下で、演奏がしたいという思いからでしょうか。

アンコールは、リャードフの「八つのロシア民謡」から complaint と題された曲、〝今日は菊地君がいるから〟とチェロのソロから入りました。菊地さんのチェロ素敵でした。広上さんと菊地さんは兄弟みたいですものね。

今回「真夏の世の夢」も、「宗教改革」も、ヴァイオリンコンチェルトも大人しくて地味ながらスッキリした演奏で梅雨時にぴったりですね!

演奏が終わった後は、ホワイエで恒例の今シ-ズンファイナルパーティーがあり、

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新人のトロンボーン藤原君と、チューバの柳沢君が、浴衣姿で演奏。
可愛いんですよね。24歳って言ってました。

最後に一番上の写真のウェザビーさんのお話を広上さんが通訳し、広上さんのお話もありました。
この数年7月の横浜定期は広上さんで、ファイナルパーティは、広上さんが共演者と共に出ています。
来年はコンクールで優勝したピアノの辻井君が共演者らしい。「真夏の世の夢」の出だしのように日フィルと広上さん何かが起きそうな気がして、とっても楽しみ!

 

日フィル 第249回横浜定期演奏会
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