7月17日(金)

東京文化会館で、久し振りのオペラ生鑑賞です。
ビゼーの「カルメン」、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009と題しています。

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カルメン/ステラ・グリゴリアン
ドン・ホセ/ルカ・ロンバルド
エスカミーリョ/ジャン=フランソワ・ラポワント
ミカエラ/木下美穂子
フラスキータ/菊地美奈
メルセデス/ソフィー・ポンジクリス
モラレス/与那城敬
スニガ/斉木健詞
レメンダード/小原啓桜
ダンカイロ/加賀清孝
指揮/佐渡裕
演出/ジャン=ルイ・マルティノーティ
装置/ハンス・シャヴェルノホ
衣裳/シルヴィ・ド・セゴンザック
照明/ファブリス・ケブール
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
佐渡さんの「カルメン」ほとんど満席に近い。
兵庫県立芸術文化センター、愛知県立芸術劇場大ホール、とここ東京文化会館の三箇所で公演をするので、効率がよいような気がします。パンフレットも無料で、小振りなのが一つ、三箇所共通のもの。

「カルメン」役のステラ・グリゴリアンさん、カルメンそのままの感じ、グラマラスでセクシーで可愛い、もちろん声もいいんですよね。二組あるキャストの今日は外人組の日、木下美穂子さんが外人組に入っていたので、こちらに決めたのですが、日本人組の「カルメン」役の林美智子さんもきっとセクシーにやってくれると思います。

まるで、映画やミュージカルを見ているような楽~な感じです。
所々できりっとしますが、演出家のジャン=ルイ・マルティノーティ さんが意図している〝リアリズム〟手法に拠って、アンダルシア地方の風物が写実的に取り入れられたり、一幕から四幕まで約一年間、「カルメン」の恋愛は半年とちょっとと言う設定が、一幕の4月のセビーリャのセマーナ・サンタ祭、ホセが牢獄から出てくる5月の闘牛の季節、エスカミーリョが闘牛に招待する2月か3月の一年弱と一致してい る。

ホワイエには、評論家や元歌手の人たちがたくさん。
木下美穂子さんのファンクラブ会員のお花、カメラに収めておきました。

帰り支度も手伝ってか、日本では珍しい全員スタンディング・オベーションでした。

佐渡裕「カルメン」 : http://www.ints.co.jp/carmen/index.htm

佐渡裕プロデュース「カルメン」東京公演
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