11月13日(金)

オバマ大統領が来日する当日にアメリカ大使館近くのサントリーホールで演奏会なので、車の運転に時間がかかるかなと思ったのですが、案外スムーズに行きました。

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今日は、マルティン・ジークハルトさん指揮で、オール・ベートーヴェンです。ベートーヴェンの〝傑作の森〟といわれた時代に出来た3曲で、

ベートーヴェン/序曲「コリオラン」作品62
ベートーヴェン/交響曲第4番 変ロ長調 作品60
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 作品67
指揮/マルティン・ジークハルト
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香

ウイーン生まれのジークハルトさん、ウイーン響のソロチェリストから1986年にウイーン響で指揮デビューをしたそうです。

11日のマエストロサロンでジークハルトさん自身が言っていました。
・弦は、対向配置なので、1ヴァイオリンと2ヴァイオリンの対話が良く判ります。
・古典派の場合は、対向配置にするのですが、ブリテン、ブルックナーは、その必要が無い。
・ベートーヴェンの交響曲の場合、奇数番号は有名なんですが、偶数番号は余り有名にならない。
今回の4番も、良い曲なんだけれども余り演奏されることが無い。
・今回もパワープレイだけは避けたいとマエストロ自身が言っていました。金管が出過ぎてしまうとバランスが崩れるので押さえてと指示していると。

大好きな5番なので、とっても楽しみに出掛けました。実際の演奏は、けっして大音響でなくバランスのとれたウイーン的なベートーヴェンで、対向配置のため、弦の動きが目で見てもはっきりわかり ます。
マエストロは、相当緊張していたらしいですね。
日フィルインスペクターのAさんが言っていました。
そして残念なことに、マエストロサロンは、来年の1月までで終了となると・・・経費節減でしょうか?

 

日フィル・東京定期ジークハルト
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