12月10日(金)
今日は、サントリーホールのカラヤン広場もクリスマスの装い。
日本フィルの首席客演指揮者、ピエタリ・インキネン指揮で、
シベリウス/組曲「クリスティアンⅡ世」作品27
~休憩~
マーラー/交響曲第1番「巨人」
指揮/ピエタリ・インキネン
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也
ピエタリ・インキネンは、フィンランド出身の30歳。
シベリウスとマーラーで東京定期を振るらしい。
シベリウスの組曲「クリスティアンⅡ世」作品27は、あまり有名ではない曲ですが、交響曲第一番と同じくらいの時期に書かれた作品で、シベリウスらしいとてもよい曲です。
マーラーの「巨人」、民謡〝フレールジャック〟を短調で不気味に奏でる有名な曲、牧歌的で、童謡のようなところもあり、懐かしい民謡のようでもあるのですが、情報(音)があまりにも多く疲れると主人の言うように、一度にいろんな音が交ってくる。
インキネン君は、それらを、きちっと浮き出して演奏できる指揮者ですね。 素晴らしい!
マーラーに関しては、来年のゴールデンウイークに〝マーラー・君に捧げるアダージョ〟という映画が封切られる。
アルマとの関係や、ツェムリンスキーや、世紀末のウィーンなどなど・・・。
それから、アレクサンドル・ラザレフの日本フィル首席指揮者契約5年延長のチラシも入っていました。
日本フィルから目が離せない!
日フィル定期・インキネン