11月はクァルテットの演奏会が多くて、しかも聴きごたえのあるものばかり。
音楽を聴きながら、世界旅行をしていたような そんな1か月でした。

11月30日(水)
読売日響・第509回定期演奏会 サントリーホール
ベルリオーズ/序曲「リア王」
チャイコフスキー/幻想序曲「ロミオとジュリエット」
~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第6番
指揮/シルヴァン・カンブルラン
コンサートマスター/藤原浜雄
フォアシュピーラー/小森

11月28日(月)
クァルテット・シリーズ第6回 サルビアホール
シューベルト/弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」
~休憩~
ボッケリーニ/弦楽四重奏曲ト短調作品32-5
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番ハ短調作品110
カザルス・クァルテット Cuarteto Casals
スペインの四重奏団だからかしら 歌う歌う!
アンコールの〝鳥の歌〟最高でした。

11月23日(水)
クァルテット・エクセルシオ第22回東京定期演奏会 東京文化会館小ホール

モーツァルト/弦楽四重奏曲第9番イ長調K169
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第14番変イ長調作品105
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59-2「ラズモフスキー第2番」
クァルテット・エクセルシオ

 

11月19日(土)
日本フィル・第272回横浜定期演奏会  みなとみらいホール
大嵐の中横浜に向かう。

ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
~休憩~
ブラームス/交響曲第4番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
チェロ/ピーター・ウィスペルウェイ
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

 

11月18日(金)
東京フィル・第807回定期演奏会  サントリーホール
創立100周年、指揮は、首席指揮者のダン・エッティンガー

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第2幕~“エルザの大聖堂への入場”
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」第2幕~“歌の殿堂をたたえよう”
R.シュトラウス/歌劇「サロメ」~“七つのヴェールの踊り”
R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」第2幕~“ばらの献呈”
R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」第3幕~“元帥夫人、ゾフィー、オクタヴィアンの三重唱”
~休憩~
グルリット/歌劇「ナナ」第1幕~第1景
グルリット/歌劇「ナナ」第1幕~小序曲と第3景
ヴェルディ/歌劇「アイーダ」第2幕~“アイーダとアムネリスの二重唱”~“凱旋行進曲”~“終曲”
指揮/ダン・エッティンガー
ソプラノ/横山恵子、吉原圭子
メゾ・ソプラノ/井坂恵、中島郁子
テノール/児玉和弘、高田正人、福井敬
バリトン/萩原潤、村林徹也、山下浩司
バス/ジョン・ハオ
合唱/東京オペラ・シンガース(合唱指揮/宮松重紀)
コンサートマスター/荒井英治
ダン・エッティンガーさんが首席指揮者の間は東フィルに通おうかな?

11月13日(日
カルミナ四重奏団演奏会 第一生命ホール
ファビアン・ミュラー/弦楽四重奏曲第2番「ヘルヴェティア」(2010)(日本初演)
メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第2番イ短調作品13
~休憩~
ブラームス/ピアノ四重奏曲第3番ハ短調作品60
カルミナ四重奏団
ピアノ/田部京子


11月12日(土)

SQWガラ・コンサート ~クァルテットの祭典~  第一生命ホール
前半
★エルデーディ弦楽四重奏団

最初に演奏されたのは、ホフシュテッター(伝ハイドン)/弦楽四重奏曲ヘ長調作品3-5「セレナーデ」~第2楽章。

続いて取り上げたのが、ヒンデミット/ミニマックス~弦楽四重奏のための軍楽隊のレパートリー~より5曲。

1.軍隊行進曲606「ホーエンフュルステンベルガー」
2.序曲「ヴァサーディヒターとフォーゲルバウアー」
3.ドナウ水源の夕べ
5.2羽の陽気なくそムクドリ(キャラクター・ピース)
6.アルテカルボナーデン(行進曲)

★古典四重奏団

最初はバルトーク/ルーマニア民俗舞曲集(弦楽四重奏版)。
もう一つ編曲もので、ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女(弦楽四重奏版)。

★クァルテット・エクセルシオ
演奏曲目は、幸松肇/「弦楽四重奏のための日本民謡」より「さんさ時雨」「五木の子守唄」「八木節」。

★カルミナ四重奏団
最初はヴォルフ/イタリアン・セレナーデ ト長調。
続いてシューベルト/弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」が演奏されました。

演奏されたのはバルトーク/「44の二重奏曲」より 第44番「トランシルヴァニア舞曲」、第28番「悲しみ」、第43番「ピッチカート」、第36番「バグパイプ」、第11番「子守歌」、第42番「アラビアの歌」。

後半
どちらかと言うと地味な存在である第2ヴァイオリン奏者がソリスティックに活躍する二重奏で始まります。古典の花崎淳生と、エクの山田百子のお二人。

演奏されたのはバルトーク/「44の二重奏曲」より 第44番「トランシルヴァニア舞曲」、第28番「悲しみ」、第43番「ピッチカート」、第36番「バグパイプ」、第11番「子守歌」、第42番「アラビアの歌」。

続いてはチェロ・トリオ(花崎薫・大友肇・田崎瑞博)。
ハイドン/トリオ ニ長調(バリトン・トリオ)。これも3人の個性、楽器の違いが楽しめて貴重な体験でした。二重奏にしてもトリオにしてもガラなればこそ。当分、もしかすると二度と聴けない貴重な時間だったかも。
最後は、古典四重奏団、エルデーディ弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオが入り乱れての舞台。
ターサ=キンスキー/ラズモズクスキー弦楽四重奏曲第1番ヘ長調作品599-1、第2番ホ短調作品599-2、第3番ハ長調作品599-3。

11月11日(金)
日本フィル・第635回東京定期演奏会 サントリーホール

ショパン/ピアノ協奏曲第1番
~休憩~
ラフマニノフ/交響曲第1番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/岡田博美
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也

11月9日(水)

クァルテット・シリーズ第5回 サルビアホール
パーヴェル・ハース・クァルテット

チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11
ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第7番嬰へ短調作品108
~休憩~
スメタナ/弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
パヴェル・ハース・クァルテット Pavel Haas Quartet

最初の一音からチェコの香りがしました

11月8日(火)

ムズカシイはおもしろい!バルトーク編 2
古典四重奏団  東京文化会館小ホール
レクチャー“晩年のバルトーク”
~休憩~
バルトーク/弦楽四重奏曲第4番
バルトーク/弦楽四重奏曲第5番
~休憩~
バルトーク/弦楽四重奏曲第6番
古典四重奏団

クァルテットな11月
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