6月7日(土)
日本フィル・第298回横浜定期演奏会
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
     ~休憩~
カリンニコフ/交響曲第1番
 指揮/アレクサンドル・ラザレフ
 ピアノ/上原彩子
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 フォアシュピーラー/千葉清加
上原さんのピアノとショパンがラザレフ指揮で妙にマッチしていたのは不思議です。
奥田佳道さんのプレトークで、カリンニコフは、日本であまり演奏されたことがないと、当時新しいスタイルの音楽に興味が行ってしまっていたのが、ロマンチックな旋律とシンプルで多くの人の共感を得るカリンニコフの演奏はこのごろ人気が高まっているとのこと。
残念なことにカリンニコフは、結核のため35歳で亡くなっているので作品は少ないが、若々しくて生命感にあふれている素晴らしい作品。
5月30日(金)
日本フィル・第660回東京定期演奏会
リスト/交響詩「プロメテウス」
スクリャービン/交響曲第5番「プロメテウス」
     ~休憩~
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第1、第2組曲
 指揮/アレクサンドル・ラザレフ
 ピアノ/若林顕
 合唱/晋友会合唱団(合唱指揮/清水敬一)
 コンサートマスター/藤原浜雄(ゲスト)
 フォアシュピーラー/斎藤政和
 ソロ・チェロ/菊地知也
リストとスクリャービンの「プロメテウス」
スクリャービンの方には、若林顕さんのピアノと晋友会の合唱が入ります。
「神秘和音」を駆使して不思議な浮遊感覚を生み出している。
今回は「色光ピアノ」の装置は使われていない。
最後は同じ時代のラヴェルの「ダフニスとクロエ」で合唱付きです。
それで東京定期では珍しくアンコールがあり、ボロディンの「ダッタン人の踊り」
何と楽しい終わり方でしょう。

日フィル演奏会
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