11月15日(土)
日生劇場「アイナダマール(涙の泉)」
マルガリータ・シルグ/横山恵子
ヌリア/見角悠代
ロルカ/清水華澄
ルイス・アロンソ/石塚隆充
ホセ・トリバルディ/加藤宏隆
闘牛士/柴山秀明
教師/狩野賢一
合唱/C.ヴィレッジシンガーズ
管弦楽/読売日本交響楽団
指揮/広上淳一
演出/粟國淳
11月15日、16日にオスバルド・ゴリホフのオペラ「アイナダマール」が日本初演されました。
ゴリホフは、1960年アルゼンチン生まれ現在も生きています。
題材はスペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカがスペイン内戦で殺害された事件を中心にしたもので、台本はデイヴィッド・ヘンリー・ウォンさん、戯曲では「M・バタフライ」「チングリッシュ」「ダンスと鉄道」ブロードウェイミュージカルでは「アイーダ」「フラワー・ドラム・ソング」「ターザン」など手がけて数々の賞を受賞している。
物語は、80歳になるロルカ作品で主役を演じてきたマルガリータ・シルグが、後継者であるヌリアにロルカとの出会いを語り始めるところからオペラが始まります。
暗い題材ですが、ロルカの殺害者であるアロンソ役のフラメンコの歌手(石塚隆充)が、素晴らしい歌を聴かせてくれたことが全体を引き締めてくれました。
日生劇場 オペラ・「アイナダマール」