3月4日(金)
日本フィル・第678回東京定期演奏会
3月は、東京、横浜ともに広上淳一さん。
今日は、日本フィル・シリーズ・尾高惇忠さんの新作発表ということで、いつも土曜日だけのプレトークが金曜日もあるので楽しみに出掛けました。
シューベルト/交響曲第7番ロ短調D759「未完成」
尾高惇忠/ピアノ協奏曲(日本フィル・シリーズ第41作)(世界初演)
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
指揮/広上淳一
ピアノ/野田清隆
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/菊地知也
世界初演のピアノ協奏曲を書いた尾高惇忠さん(指揮者の尾高忠明さんのお兄さん)、広上淳一さん、ピアニストの野田清隆さん共に鵠沼海岸の湘南学園卒業ということで、「湘南学園」からと、「湘南学園同窓会」からフラワースタンドが届けられていました。何と素晴らしい学園なんでしょう! あと平尾昌明さんも卒業生とか。
尾高惇忠さんは忠明さんよりおっとり福々しい感じで、30分ほどのピアノ協奏曲は、伝統的な形式のなかに日本的な音色もジャズ的な雰囲気もあり、もう一度聞いてみたくなるような曲です。
広上さん指揮のシューベルト「未完成」とベートーヴェン「第5」に挟まれ、尾高惇忠さんの出来たてのピアノ協奏曲が生き生きと感動的な演奏会でした。
広上・運命 尾高・新作