4月19日(火)
鎌倉づいているこのごろ、お昼間は、安国論寺、英勝寺などを巡って鎌倉の花を楽しみ、鵠沼サロンコンサートに6時くらいに到着、7時からコンサートが始まります
今日の鵠沼サロンコンサートは、「新しい波」と銘打っているシリーズに、何とチャーミングな姉妹が登場しました。現在は鎌倉在住とのことですが、お父さんの仕事の都合でしょうか、アメリカ・サンアントニオ生まれだったり、浜松生まれ、テキサス州育ちだったり、演奏ももちろんですが、姉妹の笑顔にすっかり虜になってしまいました。
ヴァイオリンが妹の小林美樹さん、ピアノがお姉さんの小林有紗さん。
ヘンデル/ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ワーグナー/アルバムの綴り(ロマンス)(ウィルへルミ編)
ヴィエニャフスキ/グノー「ファウスト」による華麗なる幻想曲
~休憩~
グリーグ/ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45
ラヴェル/ツィガーヌ
ヴァイオリン/小林美樹
ピアノ/小林有沙
美人姉妹なのに、演奏は本格的以上のすご腕の姉妹です。
平成11年に、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで2位となったヴィエニャフスキのグノー「ファウスト」による華麗なる幻想曲が今夜演奏されました。
スラブ舞曲風で超絶技巧そして情熱的な素敵な曲で、彼女のレパートリーの中核となっている。
ラヴェルのツィガーヌ、ツィガーヌはジプシーのことで、やはり激しい曲なんですが、お得意なのでしょうか譜面を見ないで弾いてしまいました。
全てが高度なテクニックを必要とされる曲ですが、
アンコールも2曲、チャイコフスキーのヴァイオリン曲集「懐かしい土地の思い出」から3曲のメロディーと、2曲目はマスネの「タイスの瞑想曲」。
「タイスの瞑想曲」は、デジブック「鎌倉花だより」のBGMで流れていますので、じっくりお聞きください。